ざっくりした維持費でいいので、スズキアルトを新車で買って年間20,000km、15年で300,000km乗った場合の、消耗品や交換部品の費用を教えてください。

Question

用途は片道25kmの介護施設に洗濯物を取りに行く目的です。

Answer 1

以下はアルトの１年間の維持費です。
扱い方や環境によって維持費が大きく変わりますので、ご自身の場合に当てはめて再計算してください。
２年に１回の車検のときに必要な費用は１年分に換算しています。

24ヶ月点検整備 ： 0 ～ 100,000 円（車検時に支払い）
車検 検査費用 ： 1,100 円（車検時に支払い）
自賠責保険 ： 約 8,770 円（車検時に支払い）
重量税 ： 3,300 円（車検時に支払い）
自動車税 ： 10,800 円
消耗品など ： 10,000 ～ 30,000 円
任意保険 ： 0 ～ 200,000 円
駐車場 ： 0 ～ 360,000 円
ガソリン代（２万ｋｍ） ： 170,000 円
【 合計 】 203,970 ～ 883,970 円

長年使用したときに発生する不具合までは分かりませんので、その都度修理代が必要になる可能性はあります。

－ 注意 －

アルトのグレードは、おおまかに分けると次のようになります。

HYBRID Ｘ ： 1,380,500 円
HYBRID Ｓ ： 1,218,800 円
Ｌ ： 1,119,800 円
Ａ ： 1,064,800 円

ハイブリッドのグレードには、ハイブリッド用の専用バッテリーがあり、これは高価な消耗部品です。
15年、30 万 km 走るには、最低でも１回は専用バッテリーの交換が必要になり、10 ～ 15 万円の交換費用がかかります。

軽自動車のハイブリッドは、ハイブリッドではないグレードと比較すると、３～６％の燃費改善効果しかありません。
そのためガソリン代に大差はなく、車両価格の差や専用バッテリー交換費用の元は絶対に取れません。

現在の軽自動車のハイブリッドは、トヨタのハイブリッドのようなモーター走行はできず、アイドリングストップ機能の延長のようなものですので、ハイブリッドを買った時点で必ず損が確定します。
そのため、ハイブリッド用バッテリーがない グレードＡ 1,064,800 円をお勧めします。
または、ミライース：グレード Ｂ “SA Ⅲ”：992,200 円もお勧めです。