昭和の車のＣＭってアルト４７万円とか値段が表示されてたけど、今それが無くなったのは何故？

Answer 1

メーカーが販売価格を決められなくなったから・・・販売価格を決められるのは小売店です・・・

Answer 2

アルトの47万円というのは特別で、普通は無かったですよ。

その当時のアルトは、「とにかく価格を安くした」というのが一番のウリでしたからね。
価格の安さをアピールすると「安かろう悪かろう」と思われて、マイナスのイメージになるんですけど、社会が驚くような低価格だと話が変わります。
アルトはそういう例だったはずです。


また、ほとんどの車はいくつかのグレードがあって、価格は違っていましたから、テレビでは表示しにくいんですよね。
40～50年前に比べると、チラシ類には今の方がはっきりと価格を表示していると思います。


他の方が書かれている、「メーカーが決められなくなった」というのは、ちょっとした誤解でしょうね。

昭和60年頃までは、どんな商品でも「メーカー希望小売価格」があって、販売店は、そこから２割引き、３割引きなんて言って販売競争をしていました。
「２割３割は当たり前」なんていうCMまで流れ出す始末で、希望小売価格の意味が無くなっていました。

そこで、国の指導が入り「標準価格からおおむね20%以上の販売が継続されるようなら、希望小売価格を表示してはならない」という事になりました。
これでできたのが「オープン価格」というもので、家電品などではオープン価格ばかりになってしまいました。

自動車で２割引き、３割引きなんていう事はありえませんからね。
自動車はいまだに価格を表示しています。
ただ、値引をするのはディーラーで、価格の表示はディーラーが行いますけど、何も無ければ希望小売価格を表示しています。