ランドローバー のみんなの質問

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輸入車の販売実績ってこんなものですか?

1月の輸入車の販売実績は以下の通りだそうです。
(レスポンス 2月6日(水)15時59分配信)
トップのVWでも4000台/月、MB、BMWに至っては2000台/月程度なのですが、意外に少ないように思います。
これでディーラー網維持できるんでしょうか?

1位:フォルクスワーゲン 4116台(24.5%増)
2位:日産 3023台(9.2%減)
3位:メルセデス・ベンツ 2330台(8.1%増)
4位:BMW 2011台(2.4%増)
5位:アウディ 1931台(1.3%増)
6位:三菱自動車 1376台
7位:トヨタ 1136台(18.2%減)
8位:BMW MINI 822台(4.1%増)
9位:ボルボ 415台(32.2%減)
10位:ランドローバー 371台(587.0%増)

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ベストアンサーに選ばれた回答

下記5つの仕組みで利益を維持しています。

(1) 1台あたりの利幅が大きい
(2) 円安時の為替レートでプライスを設定
(3) 少台数によるプレミアム性確保
(4) 新車/中古車比率
(5) メンテナンス費用

---------------

●利幅
日本市場は,世界のわずか7%の規模しかありませんが,下記2つの課題がありました。

・排ガス規制が厳しい … 世界一のレベル
・ユーザの不具合申告が多い … 初期不良率を下げる必要あり

このためドイツ車メーカから見て,日本市場はあまり「うまみ」がありませんでした。しかしプレミアム度が認められているため,高い販価が設定可能でした。

一方,排ガス規制は欧州が日本規制に追いつき(走行モードは日本が少し厳しいが,規制値は同じ),しかも不良率が年々下がり,販価を維持できたため,日本市場でも「うまみ」が出てきたのです。

●為替
現在は円安誘導されていますが,最近まで大変な円高でした。にもかかわらず,ドイツ車ディーラでは,価格を下げませんでした。現在のような円安状況を想定していたからです。また為替に応じて,販価が変わるのは,すでに購入された方への対応がむずかしくなることから,基本的に販価は変えないという方針をもっています。
このため円高時は,販価を変えず,購入時,いろいろなサービスがありました。

●プレミアム度
ドイツ車にもいろいろあり,安い方は日本車並みの販価設定が必要ですが,プレミアムカーはその必要がありません。その結果,数量が少ないと,さらにプレミアム度が高くなり,販価が高く設定しやすくなります。
幸い(?)なことに,日本市場では,インフィニティやアキュラが参入できず,しかもレクサスも安いクルマが中心で売れていて,ドイツ車のプレミアム度は少しも低下しませんでした。

●新車/中古車
日本車では,すでに中古市場の方が,新車より大きくなっています(昨年の普通乗用車:中古車=169万台,新車=141万台)。このためディーラでも新車を売るより,中古車で儲ける構造に変わってきています。同様に輸入車ディーラでも,中古市場がどんどん大きくなってきています。たとえばBMWでは,アプルーブドという認定中古車を設定し,輸入車にありがちな中古車購入直後のトラブルを減らしています。

●メンテナンス費用
現在の自動車の平均使用年数は13.5年です。つまり修理しながら,長く使う時代になっているのです(使用者は変わっていきながら)。このためメンテナンスで稼ぐというのが,現在のディーラの利益構造です。
ドイツ車のメンテナンス費用は部品単価からして非常に高く,これがディーラに大きな利益をもたらしています。逆にいえば,ドイツ車を手放す原因は,ここにあります。

参考URL:
http://www.tossnet.or.jp/recentTopic/item_3902.html

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2013.2.23 22:07

要は、よく壊れて修理代が高いのでディーラーが儲かるということですね。

その他の回答 (7件)

  • 例えば、BMWだと安くても300万ちょっと切るくらい。
    その「一番安い部類」だけだったとしても、ひと月で60億3300万の売上。
    1月ってのは年間を通して「平均的な売上」になるので、単純計算すれば、年間723億9600万。
    もちろん、これは「一番安い1シリーズだけしか売れなかった」場合の最低限の売り上げ。
    売れ筋は3シリーズなので、実際はもっと多いはず。(少なく見積もっても、800億は軽く越える)

    「プレミアムクラス」で、しかも本国でもないこの日本で、海外メーカーが、年収800億超・・・ってのはスゴいですよ。
    日本企業でも、「年収800億クラス」はあんまりないですしね。

    VWだとそれ以上の収益ですね。
    BMより安いと入っても、「半値」ではないですし、それでいながら「約二倍」の販売台数ですからね。

    ドイツでのトヨタの販売実績がこれの半分くらい・・・というのをお忘れなく。

  • 以前見た記事でうる覚えですが、日本でも売っているって所が本国でのセールスポイントになったりするとありました。
    採算性はあんまりないんじゃないですかね、一応日本に入ってくるのはそこそこプレミアムなモデルだけらしいですが

  • ま、こんなもんですよ。

    日本ではぼったくってるという見方もありますが、アメリカに比べれば実際にそういえます。がしかし、ドイツ車なんかは本国に比べれば、そんなに変わりはありません。幾分日本が高いかな?ってくらいです。

    でも全部ひっくるめて高級外車メーカーには、ブランド料みたいなものが幾分加味されているのは間違いないでしょうから、この視点を基準にすると、ぼったくってると言えなくもないですね。

    それでも、ぼったくってるとして、ぼったくるほうより、ぼった来る事ができる日本の環境、庶民のブランド意識の方が、問題なのかもしれません。

    なにせ、日本人、西洋ブランドに弱いですからね。かくいう私もメルセデス乗りで何台も乗りついでいますが、メルセデスも良い車だと思いますが、日本車もとても良い車ですよ。特徴が違うだけですね。

  • 日本での外車価格は、海外とは比べ物にならないくらいボッタくってます。購入後のパーツ供給や整備工賃についても同様です。

    なので、販売台数が少なくとも維持できるんですよ。一台あたりの利益が大きいですからね。



    日本メーカーの人気車種だと1車種で月に数万台ですからねー、日本では外車は不当に高いので不人気なのでしょうね。

  • 日本市場における輸入車のシェアなんて、全部合わせ5%にもなりません。
    上記の実績でも、単月のセールスとしては好調だと報じられてるくらいです。

    ただ、日本メーカーがあまり売れない車種を整理してきた結果、輸入車へ流れている面はあります。
    特に、ステーションワゴンと、D、Eセグメントのセダンでは、日本車の選択肢が極端に狭まっていると言えます。

    例えばEセグのセダンでは、国産だとほぼクラウン一択です。
    現行フーガは全くの不人気ですから、トヨタが気に入らないとなれば輸入車から選ぶしかないのが現実です。

  • 輸入車の販売は年間でVWが5万台、ベンツとBMWは2~3万台でずっとやってきています。ちなみにアメリカは各ドイツブランドは20万台です。

    利幅が大きいために、販売台数が少なくても大丈夫なんですよ。その分をメンテナンスで利益を出していますし。
    レクサスだって5万台チョイですから、それでやっていけてるわけです。

    国産ディーラーが、店舗数だけ多くて新車販売でいかに儲かっていないか…ということです。

  • 新車販売台数ですよね?

    中古車販売・メンテナンス等も行っているし、メーカー側から補助金なり支援金が出てると思いますので、何とかなるんじゃ無いかな?

    それに、本国(外国)のホワイトカラー(管理職・設計・技術者・庶務等)の給料分(費用)は要らないだろうからね。

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