ラリーシーンから公道へ、トヨタ ヤリスGRMNが登場間近

トヨタUKが“From Rally to Road - Toyota Yaris GRMN”という35秒のムービーを公開している。「Yaris（ヤリス）」、すなわち日本名ヴィッツといえば、今シーズンからWRC（世界ラリー選手権）に参戦していることが思い浮かぶ。その、ワールドラリーカーのロードバージョンの登場を思わせる意味深なタイトルのムービーだ。

擬装されている開発車両を鍛えている場はドイツ・ニュルブルクリンクサーキット。ボディモノコックは市販車を使っているように見えるが、足回りはスペシャルスペックとなっているのは映像からも明らか。フロントに対向タイプの大型ブレーキキャリパーとスリット入りローターを備えているのも確認できる。

すでに公表されている情報によれば、エンジンはスーパーチャージャー仕様の1.8リッターで、最高出力は215馬力。それに合わせてサスペンションが強化されているという。

WRCの復帰初年度にはやくも勝利をあげたトヨタ ヤリス。そのスピリットを受け継ぐヤリスGRMNの開発は、ニュルブルクリンクに隣接するガレージにて着々と進んでいる模様だ。ハイパフォーマンスなヴィッツの登場に期待が高まるばかりだ。

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トヨタ ヤリス GRMN - ジュネーブモーターショー2017 特集