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マツダ アクセラを大幅改良 あの「G-ベクタリング」の採用第1号 スカイアクティブ・ジェネレーション2へ進化

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マツダ アクセラを大幅改良 あの「G-ベクタリング」の採用第1号 スカイアクティブ・ジェネレーション2へ進化

2016年7月14日、マツダは2013年11月に登場以来、2年半振りに「アクセラ」を大幅改良し、同日から発売した。新たにSKYACTIV-D 1.5Lモデルを追加し、既存のSKYACTIV-D 2.2と2種類のディーゼルエンジン搭載モデルを設定している。

なおラインアップの中で、SKYACTIV-D 2.2L搭載モデルはFF車が8月、AWD車は9月に発売される。今回の改良で、新設定の1.5Lと既存の2.2Lディーゼルは、すでにデミオやCX-3で採用されている「DE精密過給制御」を採用し、アクセル開度が少ないシーンでもレスポンスよく加速できるように改良されている。

また1.5L、2.2Lディーゼルは、低回転時のディーゼルノック音を低減するため、ピストンピン内部に装着するナチュラル・サウンド・スムーザーを標準装備し、燃料噴射タイミングを変更するなどし、より静粛なサウンドとしている。

バリエーション変更は、1.5Lディーゼルの追加以外に、2.2Lディーゼル搭載車にAWDモデルを新設定している。

インテリアでは、「15C」、「15S」、「15XD」、「HYBRID-C」以外のモデルに標準装備されるアクティブ・ドライビング・ディスプレイは、ディスプレイを高画質化し、表示情報も上側を走行情報、下側を車両情報としている。

また「L Package」モデル(PROACTIVEグレードはセットオプション設定)は運転席に10Wayパワーシート&シートメモリーを装備。「15C」、「15S」、「15XD」、「HYBRID-C」モデル以外の運転支援システムの「i-ACTIVSENSE」は、新たに交通標識認識システムを追加。速度標識、進入禁止標識、一時停止標識を表示できるようになった。

ヘッドライトは、「15C」、「15S」、「15XD」、「HYBRID-C」以外にはアダプティブLEDヘッドライトを採用。ハイビームでの走行を基本として、対向車や先行車のライトなどを検知すると、その部分のLEDのみを消灯するシステムだ。40km/h以上で走行時にはワイド配光ロービームとなるなど多機能なヘッドライトだ。

「15C」以外に標準装備される衝突回避支援ブレーキは、従来は赤外線レーザーセンサーだったが、今回からカメラ式に変更。これまでの検知対象の車両のみから、歩行者まで拡大。作動速度域も約4~30km/hから車両検知で約4~80km/h、歩行者検知で10~80km/hまでと検知速度域を高めている。

■G-ベクタリング・コントロールを初採用
新型アクセラでの一番のトピックは、ハイブリッド車以外に採用された「G-ベクタリング・コントロール」だ。これはマツダが計画している新世代車両運動制御技術(SKYACTIV -VEHICLE DYNAMICS)の第1弾とされる、今回のアクセラを皮切りに順次採用車種を拡大して行く。なお新世代車両運動制御技術は、マツダが訴求する「人馬一体」の走りをさらに高める運動性能向上技術を意味する。

今回から採用される「G-ベクタリング・コントロール」の詳細は既報だが、ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを自動的に微小に変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、4輪への接地荷重を最適化してスムーズで走るシステムだ。

その結果、ドライバーの意図通りにクルマが動き、ハンドルの修正操作が減少する。そのためドライバーの運転技量に拘らず、低速からの日常走行、高速走行、ワインディング走行や緊急回避時などで効果を実感することができる。


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