メルセデス・ベンツ日本は27日、CクラスをベースとするメルセデスAMGブランドの高性能モデル「メルセデスAMG C63(セダン/ステーションワゴン)」を発表した。発売は初回限定の特別仕様車「C63 S エディション1」のセダンは本日、ステーションワゴンは6月、標準タイプのセダン/ステーションワゴンは10月頃の予定。
同モデルはこれまで「メルセデス・ベンツ C63 AMG」と呼ばれていたが、メルセデス・ベンツのブランド戦略により、新たに名称が「メルセデスAMG C63」へと変更された。今回発売されるAMGモデルは、昨年7月にフルモデルチェンジした現行Cクラスをベースとするもの。
エンジンは新開発のAMG 4リッターV8直噴ツインターボ「M177」を搭載する。砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを追求したものだ。
スペックは標準タイプ「C63」は最高出力476ps、最大トルク650Nm。高出力版の「C63 S」は最高出力510ps、最大トルク700Nmを発生する。「エディション1」は後者となる。
トランスミッションは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用し、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジを実現した電子制御式7速スポーツトランスミッション「AMGスピードシフトMCT」を搭載する。「C」「S」「S+」のほか好みの設定を登録可能な「I」の4つのモードを備える。また「C63 S」はサーキット走行のための「Race」モードも装備する。
足回りはフロントが4リンク式、リアがマルチリンク式の「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を採用する。4輪それぞれの減衰特性をボタンひとつで調整できる電子制御ダンピングシステムを採用し、「Comfort」「Sport」「Sport Plus」の3つのモードから減衰特性を選択できる。
C63とC63 Sは、排気管内のエグゾーストフラップによってエグゾーストノートを切り替えるシステムを装備する。C63は1フラップ式、C63 Sは3フラップ式となり、後者は加速時やシフトダウンによる自動ブリッピング時にエモーショナルなサウンドを響かせたり、長距離クルージングなどで落ち着いたサウンドを響かせたりするものとなる。
初回限定の特別仕様車「C63 S エディション1」は、「C63 S」をベースに専用のエクステリアとインテリアにより個性を際立たせたモデル。セダン350台、ステーションワゴン50台が販売される。外装はマットブラックペイント19インチのAMG鍛造クロススポークアルミホイールや、ハイグロスブラック仕上げの専用パーツをフロント/リアバンパー、サイドスカート、ドアミラー、トランクリッドスポイラーリップが、インテリアには専用のバケットタイプのAMGパフォーマンスシートや、グリップ性の高いレザーDINAMICA素材のAMGパフォーマンスステアリングが備わる。
価格は以下のとおり。
C63:1195万円
C63 S:1325万円
C63 ステーションワゴン:1275万円
C63 S ステーションワゴン:1405万円
C63 S エディション1:1420万円
C63 S エディション1 ステーションワゴン:1465万円
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