ビーエムダブリューは、「X1」と「M3」のバッテリープラスケーブルに不都合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
リコール対象は2007年5月22日から2011年8月11日までに製造された「BMW X1 sDrive 18i」「BMW X1 xDrive 25i」「BMW M3セダン」「BMW M3クーぺ」の4車種、計2,195台。
不都合箇所は、電装部品に電力を供給するデストリビューションボックスとバッテリーを接続するコネクター。接続部分のメッキと構造が不適切で、車両振動により発生する腐食により接触抵抗が増大する可能性があり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、当該コネクターを対策品に交換するほか、車両振動の影響を低減するためケーブルを固定する。
なお不都合件数は1件で、当該箇所の原因による事故は起こっていない。
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