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スバル 運転支援システム「アイサイト」とレガシィ・アウトバック/B4がグッドデザイン賞を受賞

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スバル 運転支援システム「アイサイト」とレガシィ・アウトバック/B4がグッドデザイン賞を受賞

富士重工業は2015年9月29日、運転支援システム「アイサイト」と、レガシィ・アウトバック/B4がそれぞれ「2015年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。アイサイトは運転支援システムとして初めて同賞の受賞となると同時に、「グッドデザイン賞特別賞候補(グッドデザイン・ベスト100)」にも選出されている。

グッドデザイン賞は、「生活をより豊かなものへ導く『よいデザイン』を総合的に判断して選ばれるもので、有形無形は問わない。また、物のかたちだけでなく、プロセスや思想、意義などが多角的に考慮される。さらに、グッドデザイン賞受賞対象の中から、これからの生活・産業・社会を導くデザイン100点が「グッドデザイン・ベスト100」として選出される。

今回受賞したアイサイトは、「世界に先駆けて実用化された独自開発の運転支援システムで、ステレオカメラの画像解析を行なうLSIを専用設計しており、現在はver.3にまで進化を遂げている。衝突回避のみでなく、追従走行、車線維持など、来るべき自動運転のクルマ社会に必須となる先進的な機能を、いち早く実用化してきた貢献は非常に大きい」ということが評価された。

富士重工業では、1989年に車載用ステレオカメラの開発を開始し、1999年に世界で初めてステレオカメラのみで予防安全機能を実現するADA(Active Driving Assist)を実用化。そして、2008年にアイサイトを発売した。

自動車や歩行者、二輪車を検知して車両の前方衝突の回避または衝突被害の軽減を図ることに加え、全車速追従機能付きクルーズコントロールや車線認識によるレーンキープ機能など、様々な予防安全機能を実現し、予防安全性能アセスメントで最高ランクを獲得。安心、安全なカーライフを提供するため、進化を続けている。

一方レガシィは、1989年の初代誕生以来、スバルの代名詞として高いドライバビリティや安全性を備え、時代に相応しい価値を提供してきた。2014年10月に発売した6代目レガシィは、これまで培ってきた走行性能、安全性能を中心とした機能的価値だけでなく、スタイリングやインテリアデザイン、走りの質感にまでこだわり、上質に仕上げることで、人々の生活を豊かにする「LIFE QUALITY CAR」を提案している。

富士重工業の車両としては、2012年のインプレッサ&スバルXV、2013年のフォレスター、2014年のレヴォーグに続き4年連続で同賞を受賞したことになるが、レガシィアウトバックは「ひと目でレガシィとわかるデザインを継承しつつ、質感と存在感の向上に成功。インテリアも高級感がありつつ非常に機能的で、世界のユーザーのライフスタイルに対する理解の深さを感じさせる。SUVのパイオニアならではの、本質的で円熟味のある作り込みに圧倒された」と評価された。

また、レガシィB4は「伸びやかで塊感のある、上質で落ち着いたスタイリングの実現に成功。水平対向エンジンを表現した前後ライトの点灯時のデザインなど、スバル車のアイデンティティも織り込まれている。インテリアも機能を重視した造形であり、長距離をストレスなく移動するというレガシィの性格に見合ったものである。安全性については、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」の最新型を装備しただけでなく、運転席に座った際の視界の良さも印象的であり、全方位的に安全性を考えていることが伝わってくる」という点が評価されている。

なお、アイサイトとレガシィ・アウトバックは、2015年10月30日(金)から11月4日(水)の期間中、東京ミッドタウン(東京都港区)内で行なわれる2015年度グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2015」で展示される。

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