パイオニアは、車載機器として国内初となるLTE通信モジュールを搭載した、クラウドサービスを活用する「ミラー型テレマティクス端末」を開発したと発表した。
「ミラー型テレマティクス端末」は、高速・大容量・低遅延のLTE回線を使って常時ネットワークに接続。その結果、“音声対話型ドライブエージェントサービス”を使用して、ドライバーがリアルタイムでさまざまな情報(施設、渋滞、天気、ニュース等)を入手したり、ナビ機能を操作したりすることができるという。また広角車載フロントカメラを内蔵しているため、ドライブレコーダーとして使用できるほか、独自の画像センシング技術によるレーン移動検知/前方車両発進検知や、内蔵センサーによる危険運転検知などの安心運転支援サービスにより、安全運転をサポートする。
また、用途に合わせて専用アプリケーションをインストールすることで、GNSS(全地球型測位システム)や内蔵センサー、通信機能を使った車両の動態管理やドライバーへのメッセージ送信など、幅広い業務用途での活用も可能となっている。
なお発売は本年度中を予定し、価格・仕様などの詳細については後日あらためて発表するとのこと。
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