現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 中身はいいのに不人気ってじつは最高の選択! 安さと個性が魅力の2000年代の中古国産車5選

ここから本文です

中身はいいのに不人気ってじつは最高の選択! 安さと個性が魅力の2000年代の中古国産車5選

掲載 更新 18
中身はいいのに不人気ってじつは最高の選択! 安さと個性が魅力の2000年代の中古国産車5選

 クルマの出来はバツグンで過剰なほどのハイクオリティなものも

 クルマ好きにとって「人とは被らないクルマに乗りたい」というのもクルマを選ぶ際の理由になり得る要素の1つである。しかし「ただ被らなければいい」というものでもなく、クルマには何らかの魅力も必要だ。そんなクルマは2000年代の中古車には珍しくなく、それでいて中古車価格はリーズナブルなことも多い。今回はそんな国産車をピックアップしてみよう。

【お宝】もしも車庫に眠っていれば高値が付く超人気の中古車4選

 1)スズキ・スプラッシュ (2008年から2014年、中古車価格10万円から)

 スプラッシュは現在のトヨタ・パッソ&ダイハツ・ブーン、日産マーチと同じ車格となる「小さい部類のコンパクトカー」で、ハンガリーで生産された輸入車だった。ヨーロッパ生まれということもあり硬質に回るエンジンやシッカリとした足まわり、硬めのシートなど長距離ドライブやハイスピードにも対応する通好みのコンパクトカーに仕上がっていた。

 その割に価格も初期モデルで約124万円と内容を考えれば安く、文句なかったのだが、車格が若干上のスイフトも近い価格だったのがいけなかったのか、販売は振るわず。しかし今スプラッシュに乗っていたらクルマ好きから「クルマのセンスがある人だなあ」と思われるのは確実だ。

 2)ホンダ・アコード (8代目モデル、2008年から2013年、中古車価格30万円から)

 ホンダの大黒柱の1台であるアコードの日本仕様は8代目モデルで一気に大きくなった。しかし8代目アコードの日本仕様は大味になりがちなアメリカ向けの量販モデルではなく、トヨタのレクサスに相当するプレミアムブランドのアキュラで販売されるTSXを日本向けとしたものだった。

 そのため価格は300万円台ながら、当時のレクサスを凌駕するほどの「過剰なくらいのハイクオリティ」を備えていた。そんなクルマがセダンなら30万円台から買えるというのはじつにリーズナブルで、中古車価格はセダンより若干高いけどアクティブに見えるステーションワゴンのツアラーと迷うのも面白い。

 ハンドリングや乗り心地も良いのにリーズナブルなのが魅力!

 3)ホンダ・エディックス (2004年から2009年、中古車価格10万円から)

 エディックスは当時のシビックをベースに全幅を拡大し、3人掛け×2列の6人乗りとしたミニバンである。エディックスは前後の中央席も独立しており、ちゃんとシートベルトも着用できる。

 そのため、乗車人数によっては乗車位置に悩むということもあるのだが、反面親子三人が並んで安全に移動できるといった普通のミニバンには出来ない芸当も可能だ。さらに全高に対する全幅が広いため、ミニバンにしては異様にコーリング性能も高く、クルマ好きに一目置かれる可能性は高い。

 4)マツダCX-7 (2007年から2012年、中古車価格40万円から)

 CX-7は2代目モデルまでのトヨタ・ハリアーが直接的なライバルとなるラグジュアリーSUVだ。

 ブランドイメージがハリアーに及ばなかったのが最大の理由で、日本では成功しなかったが、それ以外はパワフルな2.3リッターターボを搭載し、マツダ車らしくハンドリングと乗り心地のバランスも良好、価格もリーズナブルと今になると「成功しなかったのが不思議なくらい」のいわゆる、いいクルマだった。そのため中古車価格と満足度のバランスは非常に高い。

 5)トヨタ・ソアラ (4代目モデル、2001年から2005年、中古車価格50万円から)

 日本専用だった初代と2代目、アメリカにも目を向けた3代目というラグジュアリークーペという道を歩んだソアラは、4代目モデルでさらに贅沢なメタルトップのオープンカーとなった。

 4代目ソアラは個々の部分というより内外装に代表される全体的に優雅な雰囲気が魅力で、こんなクルマが今50万円から買えるというのは4.3リッターエンジンによる維持費などは高いにせよ、はじめから100万円位の予算を用意して一度自分のモノにすれば相当の思い出になるに違いない。

こんな記事も読まれています

2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
AUTOCAR JAPAN
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
Auto Messe Web
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
AUTOCAR JAPAN
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
AUTOCAR JAPAN
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
driver@web
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
WEB CARTOP
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
日刊自動車新聞
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
GQ JAPAN
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
乗りものニュース
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
motorsport.com 日本版
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
グーネット
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
グーネット
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
AUTOSPORT web
ザ・ニッポンの高級車の進化──新型トヨタ・クラウン・クロスオーバー試乗記
ザ・ニッポンの高級車の進化──新型トヨタ・クラウン・クロスオーバー試乗記
GQ JAPAN
トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築
トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築
日刊自動車新聞
ボルボの最新BEV「EX30」の全身に息づく"ほどよきこと"の魅力
ボルボの最新BEV「EX30」の全身に息づく"ほどよきこと"の魅力
@DIME
トヨタが発表した不正行為と対象車種の一覧
トヨタが発表した不正行為と対象車種の一覧
日刊自動車新聞
「5ナンバー車」もはや中途半端? 規格を守る意義 “ちょっと幅出ちゃって3ナンバー”と、実際違いあるか
「5ナンバー車」もはや中途半端? 規格を守る意義 “ちょっと幅出ちゃって3ナンバー”と、実際違いあるか
乗りものニュース

みんなのコメント

18件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

295.0358.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.476.9万円

中古車を検索
CX-7の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

295.0358.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.476.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村