■売上高と営業利益は「過去最高」、次期型「CX-5」の情報も
2024年5月10日にマツダは「2024年3月期決算」を発表しました。
そこでは2024年3月期の決算報告のほかにマツダの今後も語られましたが、そこでは「次期CX-5」についても明言されました。
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マツダの2024年3月期決算は、2023年4月から2024年3月まで1年間のものです。
売上高は4兆8277億円(前年同期比26.2%増)、営業利益は2505億円(前年同期比76.4%増)、販売台数は124万1千台(前年同期比11.8%増)を記録し、売上高と営業利益は過去最高となりました。
特にマツダのグローバル市場の中で最大となる北米市場における販売台数の増加や、海外輸出に伴う為替の影響が大きいとされています。
また25年3月期見通し売上高は5兆3500億円(前年同期比10.8%減)、営業利益は2700億円(前年同期比7.8%増)、販売台数は140千台(前年同期比12.8%増)と売上高、営業利益、販売台数ともにプラスとなる見通しとのことです。
具体的な取り組みとして、マツダ「CX-60」、「CX-70」、「CX-80」、「CX-90」のラージ商品4車種フルラインアップによる販売や、「CX-50」のハイブリッドモデルを導入により需要に応え販売増加を狙うといいます。
加えて電動化事業本部(通称e-Mazda)を発足し、電動化事業へのリソースシフトを加速させる方針を示しました。
マツダ初のBEV専用プラットフォームを用いたBEVモデルを2027年に導入するとしているほか、マルチ電動化技術を活用した商品として、次期型「CX-5」にマツダ製ハイブリッドを搭載する計画についても明らかにしました。
マツダのCEOである毛籠勝弘氏は「カーボンニュートラルや電動化などの大きな変化を乗り越える最も重要なリソースは「人」です。
組織風土改革の取り組み「BLUEPRINT(ブループリント)」の全社展開、全本部でDX推進活動の展開を進め、人への投資とITとの共創による価値創造を築いていく」と述べています。
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