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「ダサい」「外してた」 大型モデルの「きのこミラー」否定意見多し? なかには「役立った」「四駆の証」意見も

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「ダサい」「外してた」 大型モデルの「きのこミラー」否定意見多し? なかには「役立った」「四駆の証」意見も

■「きのこミラー」賛否分かれる 「見た目」気にする人多し

 少し前まで、ミニバンやSUVなど比較的大型のクルマには、フェンダー部から生えているような、通称「きのこミラー」が装備されていました。
 
 近年ではいくつかの理由から減少傾向にあるきのこミラーですが、SNSなどではこれについてさまざまなコメントが投稿されています。

【画像】「えっ…!」これが最近見かけなくなった 「きのこミラー」です(26枚)

 きのこミラーはフロントフェンダーの助手席側に装着されるもので、正式名称は「サイドアンダーミラー」といいます。サイドミラー(ドアミラー)や目視では見えにくい死角をカバーするための補助鏡として機能しています。

 ニョキッと生える形で装備していることからキノコになぞらえたり、車種によってはガッツポーズをしているように見えるということで「ガッツミラー」などと呼ばれることもあるようです。

 運転席から見ると助手席側のホイールハウスが見えるように設計されていることが多いですが、SUVではフロントフェンダーの先端に装着されており、運転席から死角になるボンネット先が映るようになっています。

 元々大型クロカン車に装備されていましたが、事故防止のため2005年1月1日以降に生産された小型トラックや中型トラック、SUV、ミニバンに装着が義務付けられました(間接視界基準の導入の決定は2003年)。

 近年では先進運転支援機能やアラウンドモニターなどが普及したことで、2016年にはカメラモニタリングシステムを間接視界に用いることが認められ、装着車が減少しています。

 さらに、対歩行者との衝突事故ではきのこミラーが突起となって傷害を与える可能性もあることから、今後はますますきのこミラーを装着するクルマが減っていく可能性があるとされています。

 そんなきのこミラーですが、SNSなどではさまざまなコメントが見られ、特に「役立った」とする賛成派と「全く使ったことがない・見えなかった」などの反対派の双方の意見があるようです。

 賛成派の意見としては、「ポールに車をぶつけそうになったとき以来、発進前にはきのこミラーをしっかり見る習慣が身につきました」「車両感覚が掴みやすい」「すごく良かった装備でした」「カメラ主流になったけど、実用性はカメラを凌ぐと今でも思っています」など、実際に使って役に立ったとする人が多く見られます。

 一方で反対派の意見としては、「昔乗ってたパジェロにも付いてたが、小さ過ぎて、ろくに見えなかったな…」「実際にきのこミラーがついている30後期ヴェルファイアに乗ってますが、ミラーの恩恵で視界が確保できて『助かった!』という場面にまるで遭遇しない」など、役立たなかった人もいるようです。

 さらに、見た目に関しては多くが否定的に捉えており、「ナンセンス日本の考えたアイテム」「これだけは必ず一番に外してた」「きのこミラーが装備された第一印象がダサイだった」など、やはりデザインを損なう異物として認識されてしまっているようです。
(注:外してしまうとミラーに係る保安基準を満足せず、車検に通らない可能性があります)

 とはいえ、「きのこミラー大好物なんだが」「むしろ四駆の証だった」「付いていたらタフでカッコよく見えた」と、四輪駆動車の堅牢なイメージを強めるアクセサリーとして考えるという意見も。

 また、「SUVやミニバンなど、実用より適法目的だけで存在するクルマが多かった」「法律で仕方なく付けました感が一杯で」と、保安基準に適合させるのみで、視界を補助するという本来の目的に沿っていないとするコメントや、「グレードによるマウント合戦の材料でしかならなかった」と、同一車種でもきのこミラー装着に差異があるモデルで、アラウンドモニターが装備される上級モデルとそうでない廉価モデルを区別するための“判断材料”と化していると見るユーザーもいるようです。

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みんなのコメント

35件
  • コイツらどうせミラーは一切見てない
    昨日も思いっきり寝そべって走る千葉ナンバーのランクルがいた
    当然昼間から改造イエローフォグ点灯
    事故上等なんだろうね
  • 法規上付ける必要あるわけで、いちいちカッコ悪いとか言う問題ではない。わざわざネタにすることか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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