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実質「新型パジェロS」誕生!? 久々の三菱「本格オフローダー」を「便利なSUV」化するアイテムとは

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実質「新型パジェロS」誕生!? 久々の三菱「本格オフローダー」を「便利なSUV」化するアイテムとは

■これは実質新型「パジェロスポーツ」では?

 三菱は2023年12月21日、新型1トンピックアップトラック「トライトン」を2024年2月15日より発売すると発表しました。

【画像】「えっ…!」 これが「実質パジェロS」な新型「トライトン」です!画像で見る(30枚以上)

 同時にオプションパーツの情報も公開されましたが、中には新型トライトンを“パジェロスポーツ風”に変身させるアイテムもありました。

 それは「キャノピー」と呼ばれるモノ。お値段は68万6000円(税金+取り付け費込み)とかなり高額ですが、これを装着するとトライトンの使い方が大きく広がる可能性を持つアイテムなのです。

 トライトンを買おうと思っている人はもちろんですが、三菱のクロカンSUVのファンにとってはとても大きな意味を持つかもしれません。

 トライトンは同社としてはひさびさに日本販売がおこなわれるピックアップトラックです。

 最新モデルは製造拠点かつ最大のマーケットとなっているタイで2023年7月にフルモデルチェンジした3代目(輸出名「L200」としては6代目)。新たに開発したラダーフレームに、4N16型の排気量2.4リッタークリーンディーゼルエンジン(204ps)を組み合わせます。

 トライトンは2006年から2011年にかけて初代モデルが日本に導入されていましたが、その後はお休み。この新型が約13年ぶりの上陸となるので、待っていた人も多いのではないでしょうか。

 日本で新車として購入できるピックアップトラックはしばらくの間、トヨタ「ハイラックス」だけでした。

 しかし新型トライトンが販売されることとなり、選択肢が増えたのは嬉しいこと。ハイラックス以上に無骨でワイルドな雰囲気のあるスタイリングを魅力と感じる人も多いのではないでしょうか。

 話を純正アクセサリーのキャノピーに戻すと、これは荷台の上にかぶせて使うもの。いうまでもなくトラックの荷台は雨や風を防げず、また防犯面から荷物を載せるのに抵抗がある人も少なくないでしょう。

 しかし、幌ではなく堅く作られているキャノピーを装着すれば雨風をしのぐだけでなく施錠もできるので、防犯面でも安心。結果として荷台をSUVの荷室のように活用できる、つまりピックアップトラックがSUVのように使えるようになるというわけです。

 三菱ファンの中には「ピックアップトラックのトライトンをSUVのように使える」ということに大きな意義を感じる人も多いのではないでしょうか。

 なぜなら、2019年の「パジェロ」国内販売終了以降、日本においては三菱自動車のラダーフレーム構造SUVを購入できない状態となっているからです。

 三菱は「三菱ジープ」をはじめ硬派な四輪駆動車で人気を博してきたメーカーであり、オフローダーとしての理想を求めるとやはりトヨタ「ランドクルーザー」のようにフレーム構造に行きつくのも事実。しかし、国内でその購入が叶わないはファンとしては寂しい状況といえるでしょう。

 そんななかひさびさのラダーフレーム構造のモデルとして新型トライトンが国内導入されるのは朗報です。しかし、SUVではなくピックアップトラップということに二の足を踏んでいる人も少なくないかもしれません。

 しかし、このキャノピーを装着すれば実質的に「荷室の広いSUV」として所有できるというわけ。それなら新型トライトンを「フレーム付きSUV」の感覚で所有できるのだから朗報です。

 ちなみにこのキャノピーはスイッチ操作で後方だけでなく側面の窓もポップアップ式オープンが可能。カーゴ内を照らすLEDも備わっています。

 ところで、タイなどではこのトライトンをベースにしたSUVの「パジェロスポーツ」が販売されています。ハイラックスをベースに作られた「ハイラックスサーフ」や日産「ダットサントラック」から発展した「テラノ」と同じ成り立ちのモデルで、日本でも1996年から2001年にかけて「チャレンジャー」として販売していました。

 しかし、パジェロスポーツの日本販売は現時点では予定されておらず、また本国においても新型トライトンのメカニズムをベースとしたモデルはまだ登場していません。だから仮に日本へ導入されるとしても、相当先のタイミングとなるでしょう。

 そんな状況を踏まえても、パジェロスポーツの日本導入が待ちきれない人(そもそも導入されるのかは不明ですが)や、三菱のフレーム付きSUVを求めるユーザーには、新型トライトンを買って純正アクセサリーのキャノピーを追加してパジェロスポーツ風にSUV感覚で使うというのは大いにアリではないでしょうか。

 参考までに日本向けのトライトンはベーシックグレードの「GLS」と上級グレードの「GSR」がありますが、キャノピーを取り付けられるのが前者のみ。GSRの荷室前方に備わる「スタイリングバー」とキャノピーが両立できないからだと思われます。

 ちなみに、トライトン用キャノピーと同様のアイテムはハイラックスにも用意されています。

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みんなのコメント

5件
  • gbx********
    オプションパーツ充実がトライトン盛り上がりの重要な要素になると思います。
  • 山下太郎
    トライトンなんだから実質パジェロスポーツなんて
    バカな事言うのは辞めてほしいな。
    シェルがついてそこに人が乗れるのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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