ジャパンモビリティショーで「フォーミュラE」が疾走 2024年3月開催の東京大会に向けて東京都と日産がPR

東京都は10月28日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催している「ジャパンモビリティショー2023」で、2024年3月に東京・臨海エリアで開催予定の電気自動車（EV）レース「フォーミュラE」のPRイベントを実施した。日産自動車のフォーミュラE参戦車両とEV「リーフニスモRC」のデモ走行が行われた。

日本メーカーで唯一参戦する日産の星野朝子副社長がトークショーに登壇し、「世界に先駆けてリーフでEV量産化に踏み切った。その後蓄積してきた技術を参戦車両のプラットフォームに載せて、さらに技術に磨きをかけている」とレースに参戦する意義を語った。潮田勉副都知事は「（レース車両がお台場周辺を）来年の3月に走り抜けると思うとワクワクする。大会を通じて東京の魅力を発信し、EVの良さを感じてもらいたい」と語った。

また、イベント終了後に星野副社長が日刊自動車新聞などの取材に応じ、「レースを通じてEVの魅力を伝えてきたい」と述べた。モビリティショーについては「色々なモビリティが展示され、新たなシナジーが生まれるのではないか」などと語った。