遠藤イヅルが自身のイラストともに1980年代以降の趣味車、いわゆる"ヤングタイマー"なクルマを振り返るのがこのコーナー。今回は数あるイタリア車の中から、まさかのブラーボ/ブラーバを選びましたヨ!!
ボクらのヤングタイマー列伝第27回『MVSヴェンチュリ』の記事はコチラから
ボクらのヤングタイマー列伝:第27回『MVSヴェンチュリ』ポルシェやフェラーリにも負けないフランス製スーパースポーツの意欲作
"ゴルフと本当に勝負する気があるのか!?"というデザインを纏うあたり、さすがイタリア車!
フィアットといえばパンダ、プントや500が日本ではよく知られています。ところがそれはフィアットの車種のごく一部。日本に入ってきていないフィアットは膨大にあります。
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みんなのコメント
日本仕様のブラビッシモは、アイシン精機製のオートマを載せたのが売りだった。当時のフィアットの日本法人は、日本で車を売ることよりも日本の部品メーカーとのパイプを築くことに全力を挙げていて、ブラビッシモはその結果報告的な役割を課せられた商品だったと思われる。そのせいか、ユーザーレビューでは「(当時の)イタリア車にしては例外的に故障が少ない」「その代わりイタリアらしい走りの楽しさは希薄。地味な普通の車」という評価が目立った。恐らく、トランスミッション以外にも日本メーカーの部品が使われていたのではないだろうか。数の出そうな4/5ドアの車型を選ばなかったのも、そういう内輪のための商品だったからだろう。
全部想い出補正。