現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「最新モデル試乗」控えめなブリスターフェンダールック、12Vマイルドハイブリッドに進化したアウディA4アバントの先進度

ここから本文です

「最新モデル試乗」控えめなブリスターフェンダールック、12Vマイルドハイブリッドに進化したアウディA4アバントの先進度

掲載 更新 8
「最新モデル試乗」控えめなブリスターフェンダールック、12Vマイルドハイブリッドに進化したアウディA4アバントの先進度

グレード構成一新。主力モデルは2リッターターボのマイルドハイブリッド仕様

 アウディA4の誕生は1994年。以来、四半世紀を超えてブランドを代表するセダン/ワゴンとして位置づけられてきた。現行5thモデルは2015年の夏に発表。2021年モデルは、モデルライフ中で最大級のリファインが施され魅力を鮮明にした。

「最新SUV試乗」ダイナミックな造形、精緻な作り、滑らかな電動フィール! アウディe-tronスポーツバックが提示した高級SUVの新たな価値

 メーカーはエクステリアの刷新を、「フルモデルチェンジにも匹敵」と紹介している。リファインは、通常のマイナーチェンジではまず手が加えられることがないドアパネルの造形にまで及ぶ。ボディサイズは全長×全幅×全高4760×1845×1435mm(アバント)。1845mmという全幅スペックが従来比プラス5mmとなっているのは、最新アウディ車の特徴、「フェンダー部のブリスター形状」が強調されたからだ。

 グレード構成も刷新された。Base(ベース)、advanced(アドバンスト)、Sline(Sライン)という基本3グレードと、ハイパフォーマンスのS4/S4アバントで構成。基本3グレードは、全車12Vマイルドハイブリッド仕様の2リッター直4ターボを積む。エンジンスペックはFFと4WD(クワトロ)で異なり、35TFSIを名乗るFFは150ps/270Nm。同45TFSIの4WDは249ps/370Nmを発揮。S4系のエンジンは3リッター・V6ターボ(354ps/500Nm)だ。

さらに磨きが掛かった静粛性。走りは上質、気持ちいい

 試乗車は、ステーションワゴンの、アバント35TFSIアドバンスト。35TFSIベースに対し、高機能化されたADAS(レーダー式のクルーズコントロールなど)を採用。さらに、「流れるウインカー」を含むLEDリアコンビネーションランプや3ゾーン化されたエアコンを装備したアップグレード版だ。駆動方式はFF、トランスミッションは7速DCTを組み合わせる。

 A4シリーズは上質な走りが定評。新型はもちろん好印象を踏襲する。パフォーマンスは十分。気持ちのいい走りが楽しめた。
「さらに磨きが掛かった」と感じられた点は、優れた静粛性。ただし、ロードノイズを含めた「暗騒音」が非常に低い関係か、減速時やコーナリング時に接地荷重が増したタイヤが発するパターンノイズが相対的に耳に付いた。また、セダンに比べると、低周波のドラミング傾向はやや強め。ルーフパネル面積が大きく、テールゲートを装備する影響だろう。

 フットワークの動きは基本的にしなやかで、これもA4の走りに上質さを加える大きな要因。ただし、タイヤ踏面の硬さが目立つ傾向もある。摩耗時などの交換に際しては、異なる銘柄を選択する判断もありそうだ。

こんな記事も読まれています

JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
AUTOSPORT web
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
AUTOSPORT web
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
くるまのニュース
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
AUTOSPORT web
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
レスポンス
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
motorsport.com 日本版
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
くるまのニュース
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
レスポンス
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
@DIME
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
motorsport.com 日本版
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
Webモーターマガジン
未来の新幹線? いいえ、トラックです…米ケンワースがプロトタイプを発表
未来の新幹線? いいえ、トラックです…米ケンワースがプロトタイプを発表
レスポンス
レッドブル重鎮マルコ、F1モナコGPでの最大の敵はフェラーリと予想。一方ホーナー代表はマクラーレンを警戒?
レッドブル重鎮マルコ、F1モナコGPでの最大の敵はフェラーリと予想。一方ホーナー代表はマクラーレンを警戒?
motorsport.com 日本版
京急バスが東急バスを運行! 会社間の垣根越え初タッグ 横浜本社から遠隔監視
京急バスが東急バスを運行! 会社間の垣根越え初タッグ 横浜本社から遠隔監視
乗りものニュース
ポルシェジャパンが若者の夢に投資する「Porsche.Dream Together」プロジェクト
ポルシェジャパンが若者の夢に投資する「Porsche.Dream Together」プロジェクト
Webモーターマガジン
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
くるまのニュース
ポルシェ911をレストモッド…シンガーがコーンズ・グループと日本における代理店契約を発表
ポルシェ911をレストモッド…シンガーがコーンズ・グループと日本における代理店契約を発表
レスポンス
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
Auto Messe Web

みんなのコメント

8件
  • ヘッドライト下端の変な欠込みがなくなって綺麗なデザインになりましたね。
    タブレット端末みたいなナビ画面はあんまり好きじゃないけど、やっぱA4アバントは魅力的です。
  • 車齢5年近くになる現行A4、しかも実質は2008年生まれの先代のキャリーオーバ、それに今さらのマイルドハイブリッドって、これを「最新」とか「先進」って、もう悪い冗談としか、、、

    実際のところこの記事、はじめは「過去の名車」的なやつかと思いましたもん。。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

508.0772.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0648.0万円

中古車を検索
A4 アバント (ワゴン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

508.0772.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0648.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村