現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > エアロパーツからパフォーマンス向上まで! 無限のN-BOXカスタム革命

ここから本文です

エアロパーツからパフォーマンス向上まで! 無限のN-BOXカスタム革命

掲載 4
エアロパーツからパフォーマンス向上まで! 無限のN-BOXカスタム革命

「ワークス」と呼ばれる自動車メーカー系のパーツサプライヤー。実質的に自動車メーカー直系のことも多く、そのパーツのクオリティの高さや、ノーマルの良さを伸ばすようなパーツが多く、多くの人から支持をされている。

今回はホンダ系アフターパーツブランドである「無限(株式会社M-TEC)」のパーツにフォーカスする。

ホンダ/無限が2台の『シビックタイプR』を出展! 市販化が待ち遠しい…東京オートサロン2024

◆大きく差別化出来る“無限”のエアロパーツに注目
まずは新型ホンダ『N-BOX』用のパーツから。今回は「MY Special BOX」がコンセプト。つまりは自分だけのN-BOXを作り上げようということ。たしかにN-BOXシリーズは人気を誇り、ホームセンターなどの駐車場の停めたら自分のクルマがどれだかわからなくなるほどたくさん止まっていることもある。ならば自分だけのカスタマイズをしようという提案。そこで各種エアロパーツが用意される。

N-BOX CUSTOMには専用のエアロが用意され、フロントアンダースポイラー・サイドスポイラー・リアアンダースポイラーの3点セットで19万8000円というバリューなプライスでの発売されている。

フロントグリルガーニッシュやテールゲートスポイラーガーニッシュ、リアアンダースポイラーはN-BOX CUSTOM専用となる。そういったパーツをひとつずつ選ぶことで、自分だけのN-BOXを作ることができる。

ほかにもデカールでカスタムして個性を出すことも可能で専用デカールもラインアップ。シルバーステッチのフロアマットも新展開で、フレッシュな雰囲気の車内を作り上げることが可能。

そして、性能面では現在開発中なのがパフォーマンスダンパーだ。これはヤマハ発動機が開発したもので、ボディにタワーバーのように取り付けパーツ。しかし、補強パーツではなく、ボディの振動や不快な揺れなどをダンパーで吸収するというもの。ハンドリングが良くなり、同時に乗り心地もよくなるというパーツ。

N-BOX用にはフロント用を開発中。本来、前後のバンパー内に取り付けられることが多い。フレームの前端と後端の一番大きく揺れやすい部分に取り付けることで、効果を発揮しやすい。N-BOX用ではフロントは取り付けられたが、リアまわりは構造的に難しく、フロント用を開発している。今回用意されたN-BOX CUSTOMには開発中のパフォーマンスダンパーを装着。グレードは異なるがN-BOXには未装着で実際に走って比較してみることができた。

グレードが異なり完全な比較ではないが、パフォーマンスダンパーを装着したN-BOX CUSTOMはまず乗り心地のしっとり感がある。段差や路面のザラザラ感をうまく丸くまとめている感じ。ステアリングを切っていくとわずかに切り始めからの反応がよく、クルマがスムーズに向きを変えていく。

ボディ剛性をアップさせるタワーバーでも操舵初期からの応答を良くすることはできるが、固めるほどにコーナリング後半で無理が出やすい。切り始めはスッと反応するものの、クルマのボディ全体がしなって曲がっていこうとするのをタワーバーは阻害して、コーナリング後半ではアンダーステアに感じられることがある。それがパフォーマンスダンパーでは、切り始めの初期は手応えがあり、後半になってもしなやかにボディを動かしながら曲がっていけるのだ。これは他の車種でも感じたことでしなやかに曲がっていける。スポーツ走行をする場合ではなくても、街乗りでストレスなくクルマを操作できるので疲れにくく自然に運転ができるのだ。N-BOXでもその効果は十分に感じられた。

無限の野田さんによると

「パフォーマンスダンパーと言ってもいろいろな味付けが可能です。N-BOXでは特に転舵初期の応答を重視して開発しています。まだプロトタイプですが年内に発売をしたいと考えています」とのこと。

◆スタイリッシュさを追求したZR-Vのエアロパーツ
『ZR-V』にはスタイリングをより欧州車のようなエレガントな雰囲気にするエアロパーツをラインアップ。コンセプトは「Emotional Urban Sports」ということで、街なかでのスタイリッシュさを追求。

フロント、サイド、リアのスポイラーにはフィン形状を施し、クリスタルブラック・パール塗装とすることでスポーティでありながらストリートに映えるルックスを実現。黒を基調にしてそのスタイリングをアピールする。これまではボディ同色でのラインアップが多かったが、今回のZR-V用は黒か無塗装から選ぶラインアップとなっている。

アルミホイールはFK7用と同デザインだが、専用サイズで開発。リムにはフローフォーミング加工を施したもので、コストを抑えつつも高いリム剛性を実現。軽さと強さを両立させている。

ハイドロリックLEDミラーはノーマルと交換タイプだが、ウインカー連動で光りブラインドモニターも機能する。ノーマルよりもやや広角になっているので、視野が広がる。そういった細かい味付けも無限ならではのものなのだ。ちなみに無限のロゴ入りなのも嬉しいところ。

機能パーツとしてはパフォーマンスダンパーを前後バンパー内に装着。こちらはすでに発売中。乗ってみるとパフォーマンスダンパーの効果もあるだろうが、ZR-Vはとても軽快に走る。優れたボディバランスで試乗したのはFFのグレードだったが、まるで4WDのように4輪を使って曲がり、加速していく。その加速力はモーターのアシストを使いながら驚くほどトルクフル。軽快なホイールがその加速力を受け止め、路面に伝えていく。

そういったブラッシュアップされたすべてが街乗りでの快適性とキビキビとした走りを予感させる。ぜひ街乗りで普段乗りでこそ乗ってもらいたい仕上がりだ。

こんな記事も読まれています

平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も
AUTOSPORT web
2024年版 「速い+快適」な高級スーパースポーツカー 10選 日常使いもできる高性能モデル
2024年版 「速い+快適」な高級スーパースポーツカー 10選 日常使いもできる高性能モデル
AUTOCAR JAPAN
美しすぎるホイール「アンテラ」が復活!「ミラノデザインウィーク2024」でロベルト・バッジョ氏がブランド・アンバサダーに就任
美しすぎるホイール「アンテラ」が復活!「ミラノデザインウィーク2024」でロベルト・バッジョ氏がブランド・アンバサダーに就任
Auto Messe Web
もとはV12エンジンのGPマシン! ドライエ・タイプ145 シャプロン・ボディのスーパークーペ(2)
もとはV12エンジンのGPマシン! ドライエ・タイプ145 シャプロン・ボディのスーパークーペ(2)
AUTOCAR JAPAN
フェラーリに8年先行したロードカー ドライエ・タイプ145 シャプロン・ボディのスーパークーペ(1)
フェラーリに8年先行したロードカー ドライエ・タイプ145 シャプロン・ボディのスーパークーペ(1)
AUTOCAR JAPAN
全長4m級! 新型「200馬力超えハッチバック」公開!  誕生から“25周年”の「スポーツハッチ」! 迫力フェイスもカッコイイ「ポロGTI」発売
全長4m級! 新型「200馬力超えハッチバック」公開! 誕生から“25周年”の「スポーツハッチ」! 迫力フェイスもカッコイイ「ポロGTI」発売
くるまのニュース
大型トラックに休憩義務はあれどSA・PAは慢性的な駐車枠不足! 対策で出てきた「駐車有料案」はハッキリいって愚策そのもの!!
大型トラックに休憩義務はあれどSA・PAは慢性的な駐車枠不足! 対策で出てきた「駐車有料案」はハッキリいって愚策そのもの!!
WEB CARTOP
洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム
洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム
レスポンス
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」1
はたらくクルマ図鑑「ヤマグチのレッカー車たち」1
グーネット
Moto2スペイン決勝|フェルミン・アルデゲル、母国戦勝利! 小椋藍は追い上げ11ポジションアップの6位
Moto2スペイン決勝|フェルミン・アルデゲル、母国戦勝利! 小椋藍は追い上げ11ポジションアップの6位
motorsport.com 日本版
「小仏トンネルを先頭に渋滞」なぜなのか? 混みやすい原因が満載!? ほとんどトラップの数々
「小仏トンネルを先頭に渋滞」なぜなのか? 混みやすい原因が満載!? ほとんどトラップの数々
乗りものニュース
4人乗れる「軽トラ」!? 今も“新車”で買える斬新「商用車」が存在! 仕事から趣味、ファミリー用でも使える「超個性派モデル」に注目あり!
4人乗れる「軽トラ」!? 今も“新車”で買える斬新「商用車」が存在! 仕事から趣味、ファミリー用でも使える「超個性派モデル」に注目あり!
くるまのニュース
スーパーGT参戦で初来日。ニクラス・クルッテンが感じた、地元ドイツとは違う日本レース界の魅力「ここではモータースポーツが高く評価されている」
スーパーGT参戦で初来日。ニクラス・クルッテンが感じた、地元ドイツとは違う日本レース界の魅力「ここではモータースポーツが高く評価されている」
motorsport.com 日本版
6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア
6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア
Auto Messe Web
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年4月21日~4月27日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年4月21日~4月27日)
Webモーターマガジン
F1参戦諦めないアンドレッティ、準備着々。シルバーストンで働くスタッフの採用開始……御大マリオ「これ以上何ができようか」
F1参戦諦めないアンドレッティ、準備着々。シルバーストンで働くスタッフの採用開始……御大マリオ「これ以上何ができようか」
motorsport.com 日本版
小型or多機能? 車内の充電環境を快適化できる“ハイパワー”な電源アイテム登場!【特選カーアクセサリー名鑑】
小型or多機能? 車内の充電環境を快適化できる“ハイパワー”な電源アイテム登場!【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
プレミアムカーに搭載されている「Dolby Atmos for cars」が奏でる圧倒的な臨場感の秘密
プレミアムカーに搭載されている「Dolby Atmos for cars」が奏でる圧倒的な臨場感の秘密
@DIME

みんなのコメント

4件
  • kai********
    ノーマルの丸目をフィットに採用すればイメージ激変だね
  • bla********
    Nボックスには、乗ってませんがボデーダンパーは着けたかったです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.9188.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0299.8万円

中古車を検索
N-BOXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

164.9188.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0299.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村