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トヨタ「ノア3兄弟」は2021年に一新? 廃止危機の「エスクァイア」は中古車も魅力的

掲載 更新 83
トヨタ「ノア3兄弟」は2021年に一新? 廃止危機の「エスクァイア」は中古車も魅力的

■ノア、ヴォクシーに続く第3のモデル、エスクァイアは高級感を追求

 トヨタ「エスクァイア」は、広い室内空間と高級感を持ち合わせた「ノア」「ヴォクシー」に続く5ナンバーミニバンとして2014年10月に登場しました。
 
 初代登場から7年目に突入していることもあり、中古車市場での流通量も豊富なので、「上質なミニバンが欲しい」という人には狙い目のモデルといえます。

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 しかしエスクァイアは、2021年に噂される「ノア3兄弟」のフルモデルチェンジにより廃止されるのではないかといわれています。

 エスクァイアは、5ナンバーサイズながら広い室内空間、高い実用性はそのままに、内外装をより上質に仕立てたことで高級感がプラスされ、登場当時には「新上級コンパクトキャブワゴン」というコンセプトで、ファミリー層のユーザーを中心に支持を得ました。

 日本自動車販売協会連合会が発表した登録車販売台数ランキングによると、エスクァイアは2020年上半期(1月から6月)に1万6095台を販売しています。

 ボディサイズは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mmとなっており、5ナンバーサイズに収まっているため、街中や駐車場での取り回しもしやすいといえます。

 エクステリアは、高級ミニバン「アルファード」を思わせる縦基調の大型フロントグリルが特徴です。

 そのほかにも、ドアハンドルやバックドアなどにもメッキ加工が施され、より華やかな印象を受けます。

 また、キャプテンシート仕様の2列目シートは、3列目を跳ね上げて格納すれば810mmものロングスライドが可能。

 インテリアは、黒を基調にまとめられており、合成皮革仕様のシートやメタル調の加飾が増え、シンプルながらも高級感が感じられる上質なデザインとなっています。

 パワートレインは、2リッターのガソリン車と1.8リッター+モーターのハイブリッド車の2種類となっており、4WD仕様はガソリン車のみに設定されています。

 燃費はWLTCモードで、ガソリン車が12.6km/Lから13.6km/L、ハイブリッド車が19.8km/Lです。

 安全面では、安全機能パッケージの「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。単眼カメラとレーザーレーダーを併用しており、車両や歩行者を検知し、衝突回避をサポートする「プリクラッシュセーフティ」や、アクセルの踏み間違いなどで起こる衝突を緩和し被害の軽減をサポートする「インテリジェントクリアランスソナー」といった安全機能があります。

 グレードは、2020年4月の一部改良のタイミングで、ガソリン車「Gi」とハイブリッド車「HYBRYD Gi」の2種類のみに見直された結果、シンプルな構成となり、価格は296万3000円から337万9200円です。

■エスクァイアの中古車は2016年式以降がおすすめ

 エスクァイアの中古車の相場は、2021年1月現在で99万円から465万円となっています。

 新車価格よりも高額な物は、新古車(未登録車)などにエアロパーツなどを追加した純正モデルに付加価値を付けたもので、全体的な平均価格は228万8000円です。

 エスクァイアは、登場から7年目に突入していることから、初期モデルで年間1万キロ以上の走行距離が多めのものは100万円前後で販売されている場合もあります。

 ただし、先進安全装備の「Toyota Safety Sense」が標準装備されるのは、2016年1月の一部改良以降になるため、中古車を選ぶ際には2016年以降のものがおすすめです。

 2016年式で走行距離4万キロ程度で修復歴なしの個体でも100万円台後半、諸費用込で200万円以内におさまる車も比較的多く流通しています。

 一例を挙げると、2016年式のGiグレードは新車価格299万4200円ですが、ボディカラーは人気のブラック、走行距離3.3万キロ、車検整備付きでオプションのワイドナビも装備された個体が諸費用込で192万5000円にて販売されています。

 また、ハイブリッド車では同じく2016年式のXiグレードは新車価格319万円ですが、ボディカラーはブラック、走行距離は3.6万キロ、車検は2021年10月までの個体が諸費用込で198万6000円にて販売されています。

 新車では、軽自動車のハイトワゴンでも200万円を超えるモデルも少なくありません。

 それを考えると、2リッタークラスで室内空間にも余裕があり、装備も充実した高級ミニバンのエスクァイアが、この価格で購入できるのは魅力的といえます。

※ ※ ※

 日常の使い勝手の良さを維持しながら、上質感を演出した5ナンバーサイズの高級ミニバンというコンセプトはエスクァイア独自のものです。

 室内も広く、実用性の高いエクスクァイアは、中古車の流通も比較的豊富なため、購入費用を少しでも抑えたいと考えていれば中古車を検討するのは十分にアリな選択かもしれません。

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みんなのコメント

83件
  • 前期のハイブリッドGiに乗ってたけど...
    内装パネルの質とかみ合わせ?が悪く買った当初から嫌な安っぽいカタカタ音が常に発生
    スライドドアからも異音
    アクセルレスポンスが全速度域で悪く、加速は最悪
    実燃費は15KM/Lくらい
    ハンドルの合皮が3年でボロボロはがれてきた
    室内空間が広く4人乗車までなら快適(どのミニバンでも同じですけど)
    シートヒーターはよく効く
    スタイリングパッケージのグリルに惚れて買ったけどトヨタのコストダウンの申し子のような車だった
  • 一本化はやむ無し、バンパー形状とかは選べるようにして欲しい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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