東京オートサロンでその存在が明らかにされたシビックRSは1.5Lターボでライトスポーツを目指すモデル。登場は2024年12月の見込みでまだまだ遠いが待つべきなのだろうか? ライバルにあたるGR86と比較してみよう!!
※本稿は2024年2月のものです
TEXT&判定/渡辺陽一郎、写真/HONDA
初出:『ベストカー』2024年3月10日号
シビックRSは24年12月デビューか!? 200馬力に6MTって期待大もGR86と比べて登場を待ちたいワケ
■1.5Lターボエンジン+足回りを強化したスポーツグレード
2024年12月登場予定のホンダ シビックRS。伝統のグレード「RS」がシビックに復活する
シビックRSは、1.5Lターボエンジンを搭載しながらスポーツ指向を強める。乗り心地を損ねずに足まわりの性能を向上させ、ステアリング操作に対する車両の挙動も一層正確になる。
ブレーキはe:HEVと同じ仕様でローターサイズをフロント側で10mmほど拡大。価格は未定だが、シビックEXを20万円上まわる380万円前後だ。
ライバル車はGR86。運転の楽しさを重視するミドルサイズカーという点は共通だ。価格もGR86 RZの6速ATが357万4000円だから、ブレンボ製のブレーキをオプションで加えると同程度になる。シビックRSの登場を待って判断したい。
■このクルマと比較検討/GR86
水平対向4気筒、2.4Lエンジンを搭載するGR86は、後輪駆動の特性を活かした操縦性が大きな魅力。3ペダル6速MTも選べる。
●シビックRSは待ち? 待たない?
・待ち65%(%が多いほどニューモデルを待ちたい)
期待値は高いが、シビックRSの走りの質を確かめてから判断するのもあり!
●シビックRS(予想)主要諸元
・全長×全幅×全高:4550×1800×1415mm
・ホイールベース:2735mm
・車量重量:1340kg
・エンジン:直4DOHCターボ
・排気量:1.5L
・エンジン最高出力:200ps
・エンジン最大トルク:26.5kgm
・トランスミッション:6速MT/MTモード付きCVT
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