［car audio newcomer］トヨタ クラウンマジェスタ（亀田修司さん）by リクロス 前編

トヨタ『クラウンマジェスタ』の映像装備をグレードアップしはじめた亀田さん。これでシステムアップ熱に火が着き、スピーカー交換をプランしはじめる。広島県のリクロスがデモカー試聴やユニット選定から取り付け調整までをサポートすることになった。

◆乗員全員が映像を楽しめるシステムを作る
そのために助手席へのモニターを設置を計画
若い頃にはDIYでサブウーファーを付けたりしていた亀田さんだったが、現在乗っているクラウンマジェスタのオーディオ・ビジュアルのシステムは当初は純正のままにしておこうと思っていた。

「でも、映画やライブ映像などを車内で見たいと思ってシステムアップを考え始めたのがきっかけでした。さらに知人の影響でリクロスを知ったのもシステム進化の大きなポイントになりました」

車内で動画サブスクやDVDなどの映像を楽しみたいと思ったオーナーだったが、リアモニターはもともと持っていたが、助手席用のモニターが無かった。この環境がどうにも納得いかなくなる。

「助手席にも独立して映像を再生できるシステムにしたいと思いました。これはクルマに乗っている乗員全員が同様の環境で映像を見ることができるようにしたいと考えたからなんです」

こうして、望みの映像をリアのヘッドレストに装備したモニター×2台、さらに助手席のモニターに同時に映し出すシステム（メインユニットのナビ画面は独立させている）を完成させる。これで乗員全員が楽しめる映像システムが完成する。

◆映像系のシステムアップで手応えを掴み
更なるシステム向上を狙いオーディオに着手
映像系システムのグレードアップを実施したことが亀田さんのシステムアップへの意欲に火を付けることになった。それから間もなくすると“もっとシステムアップさせたい”と思うことになる。

「それまではオーディオまわりのシステムは純正のままで行こうと思っていたんですが、映像の部分をシステムアップさせるともっとやりたくなってきたんです。とは言っても、何からはじめるのが良いのかもわからず、リクロスを紹介してくれた知人に相談したところ“まずはスピーカー交換から始めれば良いのでは？”とアドバイスもらったんです」

早速リクロスに向かった亀田さんは、ショップでスピーカー交換の相談をスタートさせる。リクロスにはショップオリジナルのスピーカー交換セットなどもありセレクトの幅も広かった。その上で、どんなシステム、どんなユニットを選ぶのが良いのかを絞り込んでいく。ユニットの特性なども含めてショップのスタッフがていねいに説明するのを順に聞いていオーナー、ますますシステムアップへの思いがヒートアップして行くのを感じていたという。

◆スピーカー交換で想像以上の効果を体感
驚きの臨場感アップで十分な満足度を得る
スピーカー交換にあたって、一度ショップデモカーの音を聴くことを提案されて聴くことにした亀田さん。さらに、いくつかのユニットの説明を受け、複数の選択肢の中から最後に選んだのはフォーカルのスピーカーユニットだった。

「フォーカルは聴いてみたところ“良いじゃない”って感じですぐに気に入ったんです。それで2ウェイユニットのES130Kを選んで取り付けてもらうことにしたんです」

純正のオーディオからの出力を受けてフォーカルの2ウェイスピーカーを鳴らすシンプルなシステムを組んだオーナーだったが、クルマへの取り付けが完成するとそのサウンドに驚く。

「取り付けが完成して聴いてみたんですが、音の臨場感がすごいんです。その音には“何じゃこりゃ！”って感じでビックリしました。ここまで高音質なればもう十分とその時は思いました」

しかし、一度高音質の快感を味わってしまったオーナーは、しばらくするとさらにシステムアップして高音質を狙いたくなっていく。

「スピーカー交換でもう十分に良い音だと思っていたんですが、その頃にはホイールも新しいのを入れるなど、外装や足まわりのカスタムも一段落していたんです。それもあって、オーディオの次のシステムアップを実施しよう考えたんです」

後編では、一気にオーディオの世界にのめり込んでいく亀田さんが、次のシステムアップに選んだ手法について紹介していくこととしよう。

土田康弘｜ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。