この記事をまとめると
■2024年5月27・28日、夢メッセみやぎにて「東北カスタムカーショー」が開催された
KUHLが作るとSUVがここまでサイバーに! 新ブランド「ヴラーヴァ」のRAV4がホットすぎる
■会場でひときわ注目を集めていたのが総合エアロパーツメーカーの「KUHL」だ
■KUHLではカスタムカーのリースサービス「サブスク!改」を開始した
N-BOXとハスラーに「KUHL」がボディキットを用意
東北エリアのチューニング&カスタムカー好きにとって、毎年恒例となったイベント「東北カスタムカーショー」が、2024年4月27~28日に宮城県・夢メッセみやぎにて開催された。
地元である東北地方はもちろん、全国から有名ショップやアフターパーツメーカーが出展するとあって会場は朝から多くの来場者で賑わったが、なかでも大勢のファンがお目当てとしていたのは、オリジナルエアロやコンプリートカー販売で知られる「KUHL」である。
今回の東北カスタムカーショーには、2024年初頭に開催された東京オートサロンで初披露され、その後は大阪オートメッセ2024へ出展、カスタムカーコンテストで総合グランプリに輝いた「GT-R 35R-2024 EDITION WIDE BODY」をはじめ、エレガントゴールドのボディカラーに塗られたデモカーをずらりと展示。
新型アルファードや新型ヴェルファイアといった人気車両も、オリジナルエアロやホイール、極限までのローダウンといったカスタムが施されており、KUHLブースは開場とともに大賑わいとなった。
そんなKUHLの新たなチャレンジが、軽自動車用のボディキットだ。ベース車両に選ばれたのは新型N-BOXで、ベース車両のフォルムを活かしながら、エッジ感を際立たせたデザインを採用。「ノーマル車高&純正ホイールでも似合うエアロ」をコンセプトに掲げ、スタイリングと実用性を両立させている。
そしてもう1台展示されたのが、KUHLが開発・展開するオリジナルのコンプリートカー・ブランド、VRARVA(ブラーバ)の「IO(イオ)」である。トヨタRAV4をベースとした「MARS」、三菱デリカD:5がベースの「ORCUS」に続く第3弾のモデルで、IOはスズキ・ハスラーがベースとなっている。
軽自動車のボディサイズはキープしながら、専用ボンネットやフェンダー、前後ガーニッシュ、サイドステップなどを装着することによりオフロードテイストを強調。脚まわりは車高調整式サスペンションにより約1.5インチのリフトアップを実現し、VRARVAオリジナルの「DW01」ホイールにオールテレーン&マッドタイヤを組み合わせることで、タフ&ラギッドな印象が強められた。
このVRARVA IOはコンプリートカーとして購入することも可能だ。新車コンプリート価格は249万円(税込)で、オーナーがパーツを単体で購入する場合に比べてトータル費用が抑えられるというメリットがあるほか、新車だけでなく中古車をベースにフルカスタムコンプリートカーを製作、購入することもできる。
さらにVRARVA IOの魅力は、KUHLがスタートさせたカスタムカーの新しい購入のカタチである「サブスク!改」の対象車種であること。KUHLカスタムコンプリートカーとしてホンダN-BOX/N-BOXカスタム、トヨタ・プリウス、トヨタGR86、スズキ・スペーシアカスタムが対象となっているが、VRARVAブランドもMARSとIOの2台は、月々一定の支払い金額で乗ることが可能となっている。
毎月定額でコンプリートカーに乗れるKUHLのカーリース「サブスク!改」
「KUHLのカスタムカーに乗りたいけれど、ちょっと予算オーバーであったり、あるいはセカンドカーをカッコよく乗りたいんだよねというお客さまの声に対して、少しでも気軽にKUHLのカスタムカーを楽しんでもらいたい、そんな思いからスタートしたのが『サブスク!改』になります」
そう話してくれたのは、KUHL代表の片岡孝裕氏だ。スタイリッシュで独創的なエアロパーツを次々にリリースし、全国に多くのファンを持つKUHLだが、アフターパーツを数多くリリースするだけでなく、実店舗の開設やWebによる車両オーナーなど、ユーザーサイドに寄り添ったサービスを次々に打ち出している点も多くの支持を集めている。
そんなKUHLだからこそのサービスが「サブスク!改」なのだ。サブスク(リプション)とは、近年さまざまなジャンルで利用されている支払い形態だが、クルマの場合はカーリースを意味する。新車のカーリースは各自動車メーカーのディーラー店でも取り扱っているが、使用期間が終了したら返却することが前提となっているため、ほとんどの場合でクルマのカスタマイズは行うことができない。
しかしKUHLの「サブスク!改」では、カスタムパーツが装着された車両を毎月定額で乗ることができる。しかも対象となるのは、車両まるごとカスタムされたコンプリートカーだけでなく、オーナーが好みのパーツを組み合わせて装着したカスタム車両も含まれる。
たとえばN-BOXカスタムの場合、ホイールプランA(15インチ)、ホイールプランB(16インチ)、エアロプラン、フルカスタムプラン(エアロ+16インチ)が用意されており、さらに追加オプションとしてナビゲーションシステムやローダウン、メンテナンスパックを組み込むことが可能だ。
また、月々一定の支払い金額のなかには、カスタムに関する費用だけでなく自動車税や車検時の重量税、自賠責保険料なども含まれているから、「予期せぬ出費」に悩まされることがない点は大きな魅力だ。対象車種には、メーカー5年保証が備わっていることも安心材料。そして契約期間中は、いつでも解約や乗り換えを行うこともできる。
魅力あるカスタムパーツのリリースだけでなく、カスタムカーとの生活をプロデュースし続けるKUHLは、今後も「サブスク!改」の対象車種を拡大していくとのことなので、興味のある方はぜひKUHLのホームページなどを頻繁にチェックすることをオススメしたい。
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