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【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ

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【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ

3番目のコーチビルトモデル

ベントレーは、現代車で3番目のコーチビルトモデルとなるバトゥール・コンバーチブルを発表した。

【画像】ベントレー・バトゥール・コンバーチブルとバトゥールをみる 全69枚

ベントレーの社内オーダーメイド部門であり、世界で最も長い歴史を持つコーチビルダーであるマリナーによって製作されたこのバトゥール・コンバーチブルは、精巧な手作業で製作されたバカラル・バルケッタとバトゥール・クーペに続くモデルだ。

バトゥール・コンバーチブルによって、マリナーは、特別な顧客一人一人の希望に合わせた、真に個性的な車を作るという長い伝統を継承する。

バトゥール・コンバーチブルは、クーペの姉妹モデルに導入された革新的なデザインのDNAをさらに進化させ、最終的にはベントレーの将来モデルのデザインの指針となると彼らは述べる。ベントレーを象徴するW12エンジンの最もパワフルなバージョンが搭載され、最高出力750ps、手作業で組み立てられた6Lツインターボエンジンは、過去20年間、比喩的にもそして本質的にもベントレーの成功を支えてきた。

このエンジンは今年の夏に生産を終了し、バトゥール・コンバーチブルは、この驚異的なパワートレインを使用する最後のベントレーの1台となると語られている。

ビスポーク 2シーターグランドツーリング

ベントレーには、1919年の初代ベントレーから1920年代の創業期、そして最新のバカラルに至るまで、オープンコックピットカーの豊かな歴史がある。

バトゥール・コンバーチブルのアーキテクチャーにより、マリナーのデザイナーはバカラルとバトゥールのデザインを融合させるだけでなく、コンバーチブルの使い勝手を含めたテーマを生み出すことができたという。

デザイナーはまた、バカラルのデザインから着想を得た「ラップアラウンド」コックピットを採用することで、2シーターというキャラクターを強調することに成功している。

シート後方のドラマチックな「エアブリッジ」と後部のテーパードカウルは、かつてのバルケッタスポーツカーを彷彿とさせる一方、心地よい繭の中にいるような環境の中で、ドライバーを中心としたダイナミックな冒険を約束するという。エアブリッジとテーパードカウルは、美観を追求するだけでなく、2つのフロントシートの後ろに半密閉式のラゲッジコンパートメントを備える。

コンバーチブルルーフは、ハードトップルーフに代わるモダンで触覚的な美しさをもたらし、このルーフは断熱材、シーリングシステムの改良、音響処理の組み合わせにより、19秒で展開または収納できるシステムで、快適な環境を作り出す。

パーソナルでユニークなデザイン

マリナー社内のデザインチームは、特別に作成されたマリナー・ビジュアライザーを通じて、クルマのあらゆる部分の色や表面仕上げをカスタマイズすることができ、すべてのバトゥール・コンバーチブルを顧客と一緒に創り上げるお手伝いをする。

ユニークな素材のサンプルは無限に用意され、その選択のプロセスに質感をもたらし、顧客のイマジネーションの数が、マリナーが製作できるバリエーションの限界となると表現した。

バトゥール・コンバーチブルのほとんどすべての表面の色と仕上げを指定することができ、顧客と同じくらい個性的な車を作ることができることに加え、エクステリアのフォルムの向こう側には、それぞれの車の将来のオーナーが選択できるほとんど無限の選択肢が存在する。

ペイントの選択肢は、マリナーのフルカラーパレットから始まり、完全オーダーメイドのペイント、さらにはハンドペイントのグラフィックまで無限であり、そしてエクステリアのブライトウェアは、明るさ暗さ、サテン、グロス、あるいはチタンを自由に組み合わせることが可能だ。

また、フロントグリルのコントラストカラーを段階的に変化させ、鮮やかなオンブレ効果を表現する繊細なオプションも用意される。

バトゥール・コンバーチブルは、キャビンやエクステリアの他の部分と調和するように、独自のエアブリッジ、トノカバー、ルーフの素材を指定できるなど、パーソナライズできる範囲をさらに広げた。

キャビンでは、3Dプリンターによって製作されるローズゴールド製の非常に高級なオプションが、スタート/ストップボタンを囲むように配置され、また、シャシーモードの変更に使用されるベントレーのドライブモードセレクターなど、ドライバーの主要なタッチポイントにも採用される。

極上のキャビンの中心となるこのダイヤルは、フロントグリルのデザインを引き立てており、このローズゴールド製の装飾は、ダッシュボードのベントレーのアイコンであるオーガンストップベントコントロールや、ステアリングホイールのインサートマーカーにも使用されているという。

ベントレーマリナーでは、何世紀にもわたってジュエリーが作られてきた英国バーミンガムの歴史的なジュエリー街に拠点を置く熟練の金細工職人とコラボレーションし、ユニークなパーツを製作した。この特別なコラボレーションは、新しい高度な製造技術と伝統的な素材や仕上げ技術を融合させるベントレーの能力を際立たせている。

エクスクルーシブでパワフル

バトゥール・コンバーチブルは、英国クルーにあるカーボンニュートラルなベントレーの工場にあるマリナーの工房で、1台1台が数ヶ月かけて手作業で製作される。生産台数はわずか16台で、ベントレーのアイコンであるW12エンジンを搭載した最後のベントレーとなる。

バトゥール・コンバーチブルがクーペと共有するW12パワートレインでは、吸気システムの改良、ターボチャージャーのアップグレード、新しいインタークーラーなどを含む大規模な再調整により、最高出力750ps/最大トルク101.97kg-mを実現し、この最高峰のグランドツアラーに卓越したパフォーマンスを提供する。

このエンジンは、20年以上にわたるW12開発の集大成となるもので、その間、燃費が25%向上する一方で、出力は40%近く向上したとベントレーは述べた。

W12エンジンはベントレーの8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされ、スポーツエグゾーストがパフォーマンスの高さにふさわしいサウンドトラックを奏でる。なおエグゾーストシステム全体はチタン製で、フィニッシャーもチタンで3Dプリントにより製造された。

バトゥール・コンバーチブル0号車

エンジニアリング開発車であるバトゥール・コンバーチブル0号車は、顧客仕様と同じレベルの細部へのこだわりを持っている。

外装の塗装は、モダンな表面全体に鮮やかな色彩を提供する特注色、バーミリオンサテン・デュオトーンにバーミリオングロス。ボディワークは、ハイグロスカーボンファイバー製のフロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーによって強調された。

フロントには、グロスダークチタニウムで仕上げられたメインマトリックスと、中央のベルーガから鮮やかなバーミリオングロスのサイドへと流れる水平のオンブレパターンのコントラスト・シェブロンがアクセントを添える、卓越した芸術的なグリルを採用。

「エンドレスボンネット」ラインはグロス・ダークチタニウム塗装で仕上げられ、22インチ・ホイールはスポークがグロスブラックチタニウムとサテンブラックチタニウムで、バーミリオングロスのアクセントが施されている。

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みんなのコメント

2件
  • yui********
    パッと見ジャガーみたいだね。実際に見たら違うんだろうけど
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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