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ホンダ 10代目「アコード ハイブリッド」を発売開始

掲載 更新 3
ホンダ 10代目「アコード ハイブリッド」を発売開始

ホンダは2020年2月20日、10代目となる新型アコードを2月21日から発売すると発表した。この新型アコードは2019年11月の東京モーターショーでジャパン・プレミアしている。

*新型アコードの詳細情報:https://autoprove.net/honda/accord/189193/

ボルグワーナー BMWの直6エンジン用に最新ツインスクロールターボを供給

新グローバル・プラットフォームを採用

10代目アコードは、アメリカ市場では2017年10月から2018年型モデルとして発売され、
中国市場では2018年から、タイ、インドネシア、オーストラリアでは2019年から発売され、ようやく日本市場で発売されることになった。

海外モデルは、1.5L直噴ターボ、2.0L直噴ターボ、ハイブリッドが展開されているが、日本市場には2モーター式の「e:HEV」ハイブリッドのみで、グレードも「EX」のモノグレードの設定となる。

10代目アコードは、新グローバル・プラットフォームを採用し、室内空間を拡大しながらキャビン・バックワードのクーペ風デザインを採用。ロー&ワイドなスタンスで、クリーンなデザインとしている。

ボディサイズは、アメリカ市場でのミッドサイズ、いわゆるDセグメント・サイズで、全長4900mm、全幅1860mm、全高1450mm、ホイールベース2830mm。従来型と比べ、全長は45mm短縮し、全幅は10mm、ホイールベースは55mm延長。全高は15mmダウンしている。

インテリアは、コンサートホールのイメージテーマに、上質な室内空間とし、ヘッドアップ・ディスプレイの採用など見やすいインターフェイス、そして操作性や触感の良さなどのフィーリングと機能美の両立にこだわっている。またリヤシートの足元スペースはホイールベースの延長に合わせて従来型より70mm拡大。

パッケージ面では、従来のアコードではリヤシート背面にあったバッテリーパック/バッテリー・コントロールユニットをリヤシート下側にレイアウト。そのためトランク容量はハイブリッド・セダンとしてはクラス最大の573Lとなり、9インチ/ゴルフバッグを4セット搭載できる容量となっている。

新型アコードは、低重心、低慣性モーメントを追求した新プラットフォームを採用。それに合わせてインナーフレーム構造としている。ちなみに重心は15mm低下され、ロール・モーメント、ヨー・モーメントなどが低減され、運動性能向上させている。

骨格には高張力鋼板を多用し、さらに構造用接着剤も駆使し、軽量・高剛性なボディ骨格と静粛性の向上など走りの質感を高めている。ちなみに車両重量は従来型より50kg軽量化され1560kgで、Dセグメントのハイブリッドモデルとしてはきわめて軽量にまとめている。細部では、左右ルーフ端部の継ぎ目をなくするなどプレミアム・セダンに匹敵する見栄え品質としている。

パワートレーンとシャシー

新型アコードは、従来の「i-MMD」の呼称を変更し「e:HEV」と呼ばれる、シリーズ・パラレル式の2モーター・ハイブリッドを採用。エンジンはアトキンソンサイクル、排気熱回収システムを装備した高効率の2.0L・4気筒エンジンを搭載する。この145ps/175Nmのエンジンは主として発電用として稼働し、高速巡航時のみ直結駆動を行なう。

駆動用モーターは184ps/315Nmと大出力だ。燃費はWLTC燃費モードで22.8km/L、JC08モードでは30.0km/Lを達成している。

電動パワーステアリングは直結マウントのデュアル・ピニオン式。サスペンションはフロントがストラット式、リヤはマルチリンク式と従来と同形式だが、新プラットフォームに合わせたまったくの新設計となっている。またアダプティブ制御の連続可変式サスペンションを新採用している。

新型アコードの支援システムは、最新の「ホンダ・センシング」を標準装備。衝突軽減ブレーキ、前後誤発進抑制機能、標識認識機能、渋滞追従機能付ACCなど10機能を備えるなど、サポカーS<ワイド>に該当する。

アコード 諸元表

価格

アコード EX(e:HEV):465万円(税込み)

Twitter:https://twitter.com/autoprovenet
facebook:https://www.facebook.com/autoprovepage/
Youtube:https://www.youtube.com/user/autoprove/

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みんなのコメント

3件
  • こんなバカデカくてバカ高いクルマ発売して国内で売れると考えているとしたら考えが甘すぎる。
    国内普通車市場は投げ出したと?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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