レクサス LC500、ミシュラン専用開発タイヤを装着

レクサスは、今月11日にデトロイトモーターショーで披露した「LC500」にミシュランのスポーツタイヤ「パイロット スーパースポーツ ZP」を採用したと明らかにした。このタイヤはLC500専用にミシュランとレクサスが共同開発したもの。

新型車が専用開発されたタイヤを装着する例は少なくないが、レクサスの最上級プレミアムクーペとあって、その開発にはかなりの手間と時間をかけたようだ。レクサスによれば開発に要したプロトタイプタイヤの数は1200本以上。費やした時間は数え切れないほどという。

パイロット スーパースポーツ ZPは、パンクしても一定の距離を走り続けられるフラットタイヤの特性と、優れたハンドリング特性を両立するハイブリッド・サイドウォール構造を初採用する。さらにレクサスにふさわしい静粛性や快適性も同時に追求した。装着タイヤのサイズはフロントが245/40R21、リアは275/35R21。

開発は主に米サウスカロライナ州のグリーンビルや仏ルドゥーのテストコース、東富士の研究所、茨城県のJARIなど3大陸で行った。