英国アストンマーティンは2024年4月22日(現地時間)、高性能プレミアムSUV「DBX707」の改良モデルを発表した。
今回の改良は、最新のインフォテインメントシステムを採用するなどインテリアを刷新したほか、新ボディカラーの設定やシャシーのセッティング変更などを図ったことが特徴である。
従来比で155ps/115Nmの出力アップを果たした改良型アストンマーティン・ヴァンテージがデビュー
注目のインテリアでは、クリスタルカットされたカスタイズ可能なビナクルデザインの12.3インチドライバーインストルメントクラスターと、ワイヤレスで使えるApple CarPlay/Android Autoやサテライトナビゲーション、最新のコネクティッドテクノロジーを備えた1920×720ピクセルの10.25インチセンターディスプレイを装備。ドライバーインストルメントクラスターは1つまたは2つのダイヤル表示によりどのような状況でも重要な情報をひと目で確認することができ、一方でセンターディスプレイはピュアブラックタッチスクリーンテクノロジーや0.03秒で反応するフル静電容量式シングルフィンガーおよびマルチフィンガージェスチャーコントロール機能などを組み込んで、利便性の向上と高レベルの操作性を実現する。また、コントロール系のスイッチやダイヤルのデザインおよびレイアウトを見直し、さらにドライバー周囲のスペースを広げるとともに使い勝手を向上させたフローティングパターンのセンターコンソールやフィードバック機構を備えたDタイプ本革巻きステアリング、コネクティビティ性能を引き上げる複数のUSB Type-Cポート、QuantumLogicサラウンドサウンド処理を備えたサラウンドサウンドモードを組み込むアストンマーティン・プレミアムオーディオなどを新採用。オプションとして、23スピーカー/ダブルアンプ1600WのBowers&Wilkinsサラウンドサウンドシステムも用意した。
トリム仕様としては、マトリックス刺繍とキルティングを採用したInspire Comfort、ベクター刺繍を施したInspire Sport、アルカンターラを加えたAccelerateという3種類を設定。追加のディテールとしてマイクロパイピングとサテン生地のドロップステッチ刺繍を提供し、さらにアストンマーティンのオーダーメイドサービス「Q by Aston Martin」を通じたパーソナライゼーションも選択可能とする。また、新素材として暗めまたは明るめの色合いのサテンクロームのパーツやカーボンファイバーパネル、ドラマチックな木目のジリコテグロスウッドパネル、最高品質のアニリンレザーなどを採用して、高貴さとクラフトマンシップを表現した。
エクステリアについては、新ボディカラーとしてイプシロンブラック、ヘリオスイエロー、スプリントグリーン、マラカイトグリーン、オーラグリーンのほか、DBX707 AMR23エディション限定で初登場したポディウムグリーンを設定したことがトピック。また、23インチFortisアロイホイールにはサテンブラック仕上げ、23インチForgedアロイホイールにはカッパーブロンズ仕上げを追加して、足もとの選択肢を広げる。さらに、ロックを解除すると外側に開く“プレゼンテーション”ドアハンドルや、3Dパーキングカメラ機能をサポートするフラッシュガラス製回転ヘッドのドアミラーなどを新たに設定した。
パワートレインについては、最高出力707ps/4500rpm、最大トルク900Nm/6000rpmを発生する3982cc・V型8気筒DOHCツインターボエンジンと湿式デュアルクラッチ式の9速DCT、エレクトロニック・リミテッドスリップ・リアディファレンシャル(e-diff)を組み込んだAWDシステムを基本的に踏襲。一方、シャシー面では電子制御可変ダンパーとエアスプリングのセッティングを見直し、さらにESPプログラミングを変更するなどして、コントロール性と走行安定性をいっそう向上させる。制動機構には前φ420mm/後φ390mmのカーボンセラミックディスクブレーキを配備した。
なお、進化したDBX707 は本年第2四半期に生産を開始し、同期中の販売開始を予定している。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ「トナラー」現れる? あえて「隣に停める」のは故意か偶然か… 駐車場「ガラ空き」なのに“わざわざ”隣に停める人の心理とは?
車の「オイル」いつ交換? 換えないとどうなる!? 超大事な「車の血液」 定期交換とチェックが必要な理由とは
結局[ハイブリッド]が無敵か!? EVはやっぱり厳しかった?? 北米ビッグ3が方針見直しへ
ホンダ新型「フリード」実車展示に来場者殺到! “乗車体験”に長蛇の列!? 「カッコいい」「大ヒットの予感」早くも話題に!
最速級の“超シャコタン”「クラウン“セダン”」公開! 全長5m超えの「ビッグな王道セダン」が“ベタベタ”に! 走行も可能なド迫力仕様に「カッコイイ!」の声も
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?