■車内に人工芝? 斬新カスタムの「タント ファンクロス」
世界各国で開かれているモーターショーやオートサロンといった自動車イベントでは、様々なコンセプトカーや新型車、カスタムカーが発表され、人々の注目を集めます。
2023年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」では、ダイハツが「タント ファンクロス」にド派手なカスタマイズを施したモデルを出展していました。
【画像】これは意外といい雰囲気! 人工芝内装の「タント ファンクロス」斬新カスタム仕様を画像で見る(47枚)
タントは、2003年に登場した“軽自動車のスーパーハイトワゴン”というジャンルを確立したクルマです。
2007年登場の2代目からは両側パワースライドドアに加え、センターピラーをドアに内蔵し広い開口部を実現した「ミラクルオープンドア」を採用し、さらなる人気を博しました。
現行モデルは2019年7月に発売された4代目。2022年10月3日には、タント カスタムも含めマイナーチェンジを実施しています。
この際、合わせて誕生した派生モデルが、アウトドアシーンに調和するアクティブ感とタフさを表現したSUV風のエクステリアを採用したタント ファンクロスです。
エクステリアでは、タントの利便性はそのままに、スキッドプレート風のデザインバンパーや、樹脂パーツを多用しタフな印象を高めています。
インテリアは、撥水加工が施された、カモフラージュ柄のシートを採用するなどアウトドアに適した設定となっています。
そんなタント ファンクロスのデビュー直後に、アウトドアツール風のカスタマイズを加え、さらに“ワイルド感”を増したスペシャルモデルのカスタムカーが東京オートサロン2023に参考出品されていました。
このモデルでは、ボディカラーを純正色にはない鮮烈なイエローとチッピング塗装のブラックのツートンとするほか、随所にゴールドのアクセントが用いられ、華やかな印象に様変わりしています。
また、フロントバンパーに取り付けられたアンダーガード、牽引フックが“本格SUV”を思わせるアクティブな雰囲気を引き立てています。
さらに、足元にはゴツゴツとしたマッドテレーンタイヤが装備されるほか、1インチ最低地上高が高められています。
インテリアでは、ボディーカラー同様のイエローのアクセントが各所に配されるほか、フロアマットには“人工芝”を採用、車内にいるのにまるで外にいるような不思議な感覚を味わえます。
鮮烈なイエローが印象的な東京オートサロン2023出展のタント ファンクロス カスタムカーについて、その後実際に発売されるなどといった続報はありませんが、タント ファンクロスをカスタムする際には大いに参考となるかもしれません。
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