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BMW X6が一部改良。 Mハイパフォーマンスモデル初の48Vマイルドハイブリッド「X6 Mコンペティション」をラインナップ

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BMW X6が一部改良。 Mハイパフォーマンスモデル初の48Vマイルドハイブリッド「X6 Mコンペティション」をラインナップ

2023年4月3日、BMWジャパンはプレミアム ミドルサイズSUV「BMW X6」の一部改良を発表。Mハイパフォーマンスモデル初の48Vマイルドハイブリッド「X6 Mコンペティション」も加わり、装いもあらたに同日より販売が開始され、納車は7月の予定だ。

グレードはふたつ。搭載エンジンはともに4.4L V8ターボ+モーター
BMWがSAC(スポーツ アクティブ クーペ)と呼ぶ、流麗なフォルムが印象的なプレミアムミッドサイズSUV「X6」に一部改良が行われた。まず注目したいのがパワートレーンだ。3L直6ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドと4.4L V8ターボが姿を消し、4.4L V8ターボ+48Vマイルドハイブリッドのみとなる。

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グレードは、Mパフォーマンスモデル「X6 M60i xDrive」とMハイパフォーマンスモデル「X6 Mコンペティション」のふたつ。つまり、「X6 Mコンペティション」が48Vマイルドハイブリッドということになり、これはMハイパフォーマンスモデル初のできごととなる。トランスミッションは、どちらも8速ATだ。

さて、それぞれのパワースペックをみてみよう。Mパフォーマンスモデル「X6 M60i xDrive」搭載の、4.4L V8ターボは最高出力530ps、最大トルク最大トルク750Nm発揮。片や、Mハイパフォーマンスモデル「X6 Mコンペティション」搭載の4.4L V8ターボは、最高出力625ps、最大トルク最大トルク750Nmとなる。モーターのアシストは、どちらも最高出力12ps/最大トルク200Nm。

高い走行性能を約束する各種電子デバイス
デザインは、BMWモデル初となる矢印型デイライト機能付のLEDヘッドライトを採用すとともに、フロントバンパーが大型化された。インテリアは、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用。優れた視認性と高い操作性を期待できる。また、BMW特有のiDriveコントローラー回りもすっきりしたものとされ、新鮮な印象を放っている。

ドライビングダイナミクスでは、「X6 M60i xDrive」に「アダプティブMサスペンション」が採用されるとともに、ハンドリング性能の向上に寄与するという「電動パワーステアリング インテグレイテッド アクティブステアリング」を装備。

「X6 Mコンペティション」は、電子制御ダンパーとアクティブロールスタビライザー機能を持つ「アダプティブMサスペンション プロフェッショナル」を採用。快適なComfort(コンフォート)モード、スポーツ走行に適したSport(スポーツ)、さらに、ダイナミックな走行に対応する、Sport Plus(スポーツプラス)モードの3つをMセットアップメニューから選ぶことができる。

そして、快適な直進安定性を確保するアクティブ ロールコンフォートを備えた「アクティブ ロールスタビライザー」はじめ、「Mスポーツブレーキ」、専用4輪駆動システム「M xDrive」、リアアクスルに配された「アクティブMディファレンシャル」等が秀逸な走りをアシストしてくれる。

盛りだくさんの先進テクノロジーを搭載
先進運転支援システムでは、BMWジャパンが国内認可取得モデルとして初めて導入した「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が搭載される。高速道路上での一定の条件下で、ステアリングから手を離しての走行ができるというものだ。

先進安全運転支援システムでは、「ドライビング アシスト プロフェッショナル」が、「アクティブ クルーズ コントロール(ストップ&ゴー機能付)」や、「レーンチェンジ ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン ディパーチャー ウォーニング(車線逸脱警告システム)」、「ステアリング&レーンコントロール アシスト」、「レーンチェンジ アシスト」、「サイドコリジョン プロテクション」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)」、「クロストラフィックウォーニング」、「ペダル踏み間違い急発進抑制機能」などを担う。

また、時速35km以下で車両が直前に前進したルートを最大200mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることができる「パーキングアシストプロフェッショナル」機能も有している。

コネクティッドでは、「BMW インテリジェント パーソナル アシスタント」が活躍する。AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる。また、起動するときに「OK、BMW」だけでなく、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることも可能だ。併せて、Amazonが提供する「Alexa」のサービスを利用することもできる。

BMW X6 ラインナップ&主要諸元
BMW X6 ラインナップ&プライス
X6 M60i xDrive:1622万円
X6 Mコンペティション:2012万円

BMW X6 M60i xDrive主要諸元
●全長×全幅×全高:4955×2005×1700mm
●ホイールベース:2975mm
●車両重量:2340kg
●エンジン:V8DOHCターボ+モーター
●総排気量:4394cc
●最高出力:390kW(530ps)/5500rpm
●最大トルク:750Nm/1800-4600rpm
●モーター最高出力:9kW(12ps)
●モーター最大トルク:200Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格(税込):1622万円

BMW X6 Mコンペティション主要諸元
●全長×全幅×全高:4940×2020×1695mm
●ホイールベース:2970mm
●車両重量:2360kg
●エンジン:V8DOHCターボ+モーター
●総排気量:4394cc
●最高出力:460kW(625ps)/5500rpm
●最大トルク:750Nm/1800-4600rpm
●モーター最高出力:9kW(12ps)
●モーター最大トルク:200Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●車両価格(税込):2012万円

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みんなのコメント

1件
  • キドニーグリルのバランスが良いねー
    だけど、こんなパワーが日本では使えんなー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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