現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産最強の「超コンパクトGT-R」に熱視線! 全長4.1m級なのに600馬力仕様も!? まさかの“市販化実現”で次期モデルにも期待高まる

ここから本文です

日産最強の「超コンパクトGT-R」に熱視線! 全長4.1m級なのに600馬力仕様も!? まさかの“市販化実現”で次期モデルにも期待高まる

掲載 更新 14
日産最強の「超コンパクトGT-R」に熱視線! 全長4.1m級なのに600馬力仕様も!? まさかの“市販化実現”で次期モデルにも期待高まる

■伝説的存在の「ジュークR」 次期型にも期待

 日本を代表するスーパースポーツカー、日産「GT-R」のパワートレインをコンパクトSUVに移植したというきわめて過激なモデルがあります。
 
 現在もなお、SNSなどではこのモデルについて話題にするユーザーも少なくないようです。

【画像】「えっ…!」 これが「超コンパクトGT-R」の実車です!(50枚以上)

 この過激なモデルは日産「ジュークR」というスペシャルモデルです。

 ベースとなる「ジューク」は2010年に登場したコンパクトSUVで、コンパクトスポーツカーの俊敏さとSUVの力強さを結合させた独創的なクルマとして、今でも根強いファンを持っています。

 エクステリアは、直線と曲線を使い分けた大胆なもので、日産だけでなく他メーカーも含めても類似するモデルはない、斬新なデザインを採用。

 インテリアは精密機械のようなメカニカルさと生体的なしなやかさを結合させ、バイクのタンクをイメージしたセンターコンソールや、スキューバダイビングで使用するフィンをイメージしたドアトリムなど、さまざまな発想をもとに形作られています。

 ボディサイズは全長4135-4165mm×全幅1765-1770mm×全高1565mm、ホイールベースは2530mmです。

 パワートレインは1.5リッターまたは1.6リッターガソリンターボエンジンが用意され、トランスミッションはCVTのみ、駆動方式はFFおよび4WDが設定されました。

 そんなジュークをベースに、欧州日産のテクノロジーセンター(NTC-E)と英国のモータースポーツ大手RMLによって製造されたのがジュークRです。

「世界最速のクロスオーバー」と称するジュークRは、2011年10月4日に日産の欧州法人が発表し、同月25日にスペインでサプライズ公開されました。

 パワートレインは、GT-Rに搭載される487馬力の3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」型エンジンに6速DCT、4WDシステム「アテーサE-TS」を組み合わせています。

 ボディはロールケージが溶接され、足回りも強化サスペンションを装着するなど、剛性を強化しています。

 エクステリアはマットブラックに塗装され、GT-Rと同じ20インチ鍛造ホイールを装着。専用フロントバンパーやリアスポイラーも装備されました。

 インテリアも、GT-Rと同品のステアリングやシートなどが用いられ、内外装もGT-Rの雰囲気をまとっています。

 当初はショー向けのワンオフモデル(厳密には左右ハンドルがあるため2台存在)として製作されましたが、英国日産は2012年5月に市販化を発表。

 市販モデルはGT-R 2012年モデルをベースに製作され、553馬力へとパワーアップしました。当時の価格は5000万円程度となっています。

 なお、このジュークRの性能を強化した「ジュークR 2.0」も存在し、2015年6月に英国で開催されたモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界初公開されました。

 改良モデルのジュークをベースに、最高出力はGT-R NISMOと同等の600馬力まで引き上げられ、フロントバンパーやリアバンパーのデザインも一新されました。

 そんなジュークRですが、今でも斬新かつ強力なスペシャルモデルとしてスポーツカーファンを中心に話題が絶えず、SNSなどでもさまざまなコメントが投稿されています。

「こんな可愛らしい見た目なのに凄い…!」「R35と同じエンジン積んだジュークRって名前のイカれたモンスターなんだよね」など、奇抜なエクステリアに強力なユニットを搭載することに関心を持つ人は少なくないようです。

 また、「売ってたの!?」「乗ってみたいなほんと」「運転したらどんな感じなんだろう」「2代目ジュークでも出てくれないかな~」など、市販化が実現していたことへの驚きや、運転フィーリングへの興味に加え、現行モデルをベースにしたジュークRを待つ意見も。

 さらに、「現代によみがえったパルサーGTI-Rってとこだな」など、かつて日産が販売していたコンパクトカー「パルサー」をベースに、世界ラリー選手権(WRC)に参戦するためにパワートレインを強化したスペシャルモデル「GTI-R」を思い出した人もいるようです。

※ ※ ※

 そんなジュークでしたが、日本では2019年末に生産を終了。

 一方で、同年には独特なデザインはそのまま引き継いだ2代目が登場し、欧州や北米などの海外で販売されています。

 なお、2代目ジュークをベースとしたジュークRについては、2023年末現在のところ開発予定は無さそうです。

こんな記事も読まれています

日産にとって特別な称号!! 日産ドライバーと技術者たちの経験と技術を注ぎ込んだNISMO名車列伝1985-2013
日産にとって特別な称号!! 日産ドライバーと技術者たちの経験と技術を注ぎ込んだNISMO名車列伝1985-2013
ベストカーWeb
BMWアルピナから新型「B3 GT」「B4 GT」が登場! スーパーカーに負けない動力性能に注目。最後のブッフローエ製のアルピナになるか!?
BMWアルピナから新型「B3 GT」「B4 GT」が登場! スーパーカーに負けない動力性能に注目。最後のブッフローエ製のアルピナになるか!?
Auto Messe Web
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.35 Ibaraki BMW編 Part1
アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.35 Ibaraki BMW編 Part1
AutoBild Japan
【アルピナGTファミリーの最新モデル】 2024年末に導入予定 BMWアルピナ B3/B4GT
【アルピナGTファミリーの最新モデル】 2024年末に導入予定 BMWアルピナ B3/B4GT
AUTOCAR JAPAN
ドリフトデモラン披露やD1GPの裏話も! 「トーヨータイヤファンミーティング」岡山で開催
ドリフトデモラン披露やD1GPの裏話も! 「トーヨータイヤファンミーティング」岡山で開催
くるまのニュース
露ラーダが新型コンパクトセダン『イスクラ』を発表、2025年から生産
露ラーダが新型コンパクトセダン『イスクラ』を発表、2025年から生産
レスポンス
ホンダ新型「すごいヴェゼル」登場! “3年ぶり刷新”の「内容」が多すぎ? 超静音モデル化&走破性強化も実施! 見かけだけじゃない“クーペSUV”の進化とは
ホンダ新型「すごいヴェゼル」登場! “3年ぶり刷新”の「内容」が多すぎ? 超静音モデル化&走破性強化も実施! 見かけだけじゃない“クーペSUV”の進化とは
くるまのニュース
BRIDEレーシングフルバケットに待望の「VERIA」仕様が登場! 小柄な人や女性にもフィット
BRIDEレーシングフルバケットに待望の「VERIA」仕様が登場! 小柄な人や女性にもフィット
月刊自家用車WEB
梅雨のバイクライフを楽しくしてくれる!? BMW Motorradがおすすめ防水ギア&ガーメントを発売
梅雨のバイクライフを楽しくしてくれる!? BMW Motorradがおすすめ防水ギア&ガーメントを発売
バイクのニュース
カローラはまだ迷っている。私はそれが嬉しい トヨタ カローラスポーツ試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
カローラはまだ迷っている。私はそれが嬉しい トヨタ カローラスポーツ試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
フェラーリ「812 GTS」をドイツへ送って全身フルカーボンへ! 世界限定1台のNOVITEC製スーパーカーの完成を祝うレセプション開催
フェラーリ「812 GTS」をドイツへ送って全身フルカーボンへ! 世界限定1台のNOVITEC製スーパーカーの完成を祝うレセプション開催
Auto Messe Web
走りの質感を高めた特別仕様車「アウディ Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミック エディション」を発売
走りの質感を高めた特別仕様車「アウディ Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミック エディション」を発売
Webモーターマガジン
謎の「青いイカ」に「ビックリ車」!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を示す? 色ごとの “意味合い”とは
謎の「青いイカ」に「ビックリ車」!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を示す? 色ごとの “意味合い”とは
くるまのニュース
チーム・ペンスキーが表彰台独占。僚友対決を制したウィル・パワーが2年ぶりの勝利/インディカー
チーム・ペンスキーが表彰台独占。僚友対決を制したウィル・パワーが2年ぶりの勝利/インディカー
AUTOSPORT web
KYT ヘルメットが日本上陸!「KX-1 RACE GP/NZ RACE/SKYHAWK」主要3モデルのデリバリーを開始
KYT ヘルメットが日本上陸!「KX-1 RACE GP/NZ RACE/SKYHAWK」主要3モデルのデリバリーを開始
バイクブロス
ペレスが次戦3グリッド降格。損傷したマシンで走行、指示したチームには罰金。RBは角田への連絡ミスでペナルティ
ペレスが次戦3グリッド降格。損傷したマシンで走行、指示したチームには罰金。RBは角田への連絡ミスでペナルティ
AUTOSPORT web
日産が新型「“超オシャレ”軽スーパーハイトワゴン」初公開! 大胆「ピンク色」新設定の「ルークス」約164万円から
日産が新型「“超オシャレ”軽スーパーハイトワゴン」初公開! 大胆「ピンク色」新設定の「ルークス」約164万円から
くるまのニュース
世界に100台の激レア車に試乗できる! 「TOYOTA GAZOO Racing」と「富士スピードウェイホテル」のコラボ企画
世界に100台の激レア車に試乗できる! 「TOYOTA GAZOO Racing」と「富士スピードウェイホテル」のコラボ企画
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

14件
  • ********
    うそ
    おおげさ
    まぎらわしい

    くるま詐欺のニュース
  • yuz********
    とても2024年の記事とは思えない
    頭の中何年前で止まってるん?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1444.33061.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

588.023000.0万円

中古車を検索
NISSAN GT-Rの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1444.33061.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

588.023000.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村