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「最新スーパーカー試乗」鮮烈ロングノーズ。AMGのマルチな世界を体現したGT Cロードスターのアピール力

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「最新スーパーカー試乗」鮮烈ロングノーズ。AMGのマルチな世界を体現したGT Cロードスターのアピール力

V8ツインターボ搭載FR。トップは3層構造ソフトトップ

 メルセデスAMG・GTシリーズは、AMGの先進性とスポーツ性をアピールするアイコニックなモデルだ。
 当初はクーペボディだけだったが、2017年秋にフルオープン仕様のロードスターが登場した。ロードスターのラインアップは標準仕様のGTと、高性能なGTCの2グレード構成。
 エンジンは、Vバンク内にターボチャージャーをコンパクトに搭載した最新の4リッター・V8直噴ツインターボを搭載する。最高出力はGTが530ps、GTCは557ps。トランスミッションは、7速のAMGスピードシフトDCTである。

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 ロードスターで注目すべきは、リトラクタブルHTのSLクラスと異なり、ソフトトップを採用することだろう。「アコースティックソフトトップ」と名づけられており、マグネシウムとアルミニウム、スチールで構成されたフレームに3層のファブリックを組み合わせた軽量仕様。開閉はフル電動式。オープンに要する時間は11秒、50km/h以下なら走行中でも操作可能だ。

意のままのハンドリング,鋭い加速! 普段使いも楽々とこなす

 キャビンに乗り込み、エンジン始動ボタンを押す。野太く、豪快なサウンドとともにV8エンジンが目覚めた。
 ステアリングを握る手をそのまま前方に伸ばしていくと、「エンジンに届くのではないか」と錯覚するほど、V8の存在を近くに感じる。

 それゆえ、ひとたびワインディングロードを駆ければ、フロントミッドシップ車独特の、切れ味鋭く、軽快かつ剛性のあるハンドリングが楽しめる。4輪操舵システムや、電子制御ダンピングシステムが標準装備されたGTCは、ドライバーの意思に忠実な身のこなしが印象的。過激なエンジンのトルクフィールと劇的なサウンド、そして意のままのハンドリングが、ドライバーの気持ちを高揚させる。

 加速の鋭さも圧倒的だ。右足の踏み込みにスピードの伸びが完全にリンクする。
 GTCは0~100km/h加速を3.7秒でクリアする。その気になれば最高のスポーツマシンの側面を存分に見せつける。それでいて、「普段使い」も楽々とこなす。
 オープンでのクルージングは最高に気持ちがいい。乗り心地はちょっぴり硬めながら、クーペより快適である。

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みんなのコメント

7件
  • あそこまで911に似せたお尻にしないでAMG流のデザインにしてほしかったよね。じゃなきゃ自分も含め911のユーザー奪えない。
    SLSのように攻めて作ってくれたら名車になるのに。故にあの中古車の値落ちっぷりよ。
  • 個人的には、どんなにスペックが凄くてもこれをスーパーカーとは認めないです
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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