■ソーラーシステムで電気を自給自足する!?
冬のアウトドアをより快適にする電気自動車のコンセプトバンとして、日産「e-NV200 ウィンターキャンパーコンセプト」が欧州で発表されました。
【画像】電気を自給自足するe-NV200 ウィンターキャンパーコンセプト(14枚)
日産の100%電気LCV(小型商用車)である「e-NV200/e-NV200 エヴァリア」をベースとしたe-NV200 ウィンターキャンパーコンセプトは、欧州限定の「日産キャンパーテクノロジーラグジュアリーキット」を架装。
ルーフに設置されたソーラーパネルから搭載された220ボルトのバッテリーへの充電を可能とし、電力の自給自足による快適性と実用性を兼ね備えたキャンプを実現します。
さらに、バッテリーの電力で稼働する備え付けのキッチンや冷蔵庫に加え、折りたたみ式のベッドや断熱ガラスは、あらゆる環境下でのアウトドアライフを快適にします。
また、専用に施されたチューニングによって、悪条件下での走行性能も向上させました。
プレミアムオフロードタイヤと引き上げられた地上高は、泥や雪のなかでも最適なトラクションと走破性を確保し、フロントの強化スチールバーに取り付けられたツインスポットライトが夜間の視認性をアップしています。
加えて、欧州設定の日産純正アクセサリーとして、フロントとリアのマッドガード、ドアエントリーガード、サイドバー、ラバーマットを装着しました。
e-NV200 ウィンターキャンパーコンセプトは、日産が培ってきた電動パワートレイン技術を採用しています。
パワーユニットは、最適化された出力と航続距離を提供し、俊敏な加速と力強いトルクを実現。
また、Bモードとエコモードはそれぞれ回生ブレーキを強めることで、より効率よくエネルギーをマネージメントします。
欧州日産のLCV事業部長であるドミトリー・ブスルキン氏は、「電動車両は、環境への影響を意識しながらも、ワクワクするような運転体験を提供します。アウトドアのエッセンスと電気自動車ならではのパワーを備えたe-NV200 ウィンターキャンパーコンセプトは、ゼロエミッションモビリティの明るい未来を表現しています」と述べました。
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