■新型「ランクル250」…1時間で462台受注!?
トヨタのポーランド法人は、新型「ランドクルーザー(日本名「ランドクルーザー250」)」が受注開始からわずか1時間で462台の予約があったことを、2024年2月15日(現地時間)に明らかにしました。
【画像】「えっ…!」これが1500万円超えの新型「ランクル」です!画像で見る(50枚)
日本のみならず海外でのランドクルーザー人気の根強さを物語る出来事といえます。
ランドクルーザーは、1951年に登場した「トヨタ・ジープ(BJ型)」をルーツとするSUVで、圧倒的な悪路走破を可能とする頑丈なボディオンフレーム構造を今もなお採用し続けている四輪駆動車です。
長い歴史を経て、現在はフラッグシップを担うステーションワゴン系、ライトデューティ系、ヘビーデューティ系の3つの系統に分かれています。
このうちポーランドに導入される新型ランドクルーザーはライトデューティ系。従来の「ランドクルーザープラド」の後継モデルで、日本ではランドクルーザー250の名称で展開される予定です。
新型ランドクルーザーの発売について、2024年1月30日のポーランド法人の発表では、最上級グレード「エグゼクティブ エディション」と、「ファースト エディション」の2グレードを先行して予約注文を可能としていました。
価格は、エグゼクティブ エディションは40万9900ズウォティ(約1505万円)から、ファーストエディション(120台限定)は44万9900ズウォティ(約1652万円)からです。
2月9日から予約注文が開始されましたが、なんと受注を開始してわずか1時間ほどで462台の予約が入り、受注開始後から2月14日までの6日間で702台の予約が行われたといいます。
今回の事態に、ヨーロッパのプロダクトマーケティングマネージャーマリウス・シルカルスキー氏は以下のようにコメントをしています。
「これは新型ランドクルーザーの素晴らしい成功事例です。
初日の予約数は昨年の現行の登録実績を上回り、ポーランドの顧客がいかにこのクルマの新型を待ち望んでいたかを示しています。
ランドクルーザーは、最先端のテクノロジーと、クラシックなボディオンフレーム構造およびフルタイム4WDを組み合わせています。
ファーストエディションは、このモデルの伝説を築いた歴代の象徴的なランドクルーザーの精神を完全に反映しています」
※ ※ ※
今回の発表では、ポーランドで展開される新型ランドクルーザーのグレード、価格についても詳細が明らかとなりました。
前述の2グレードのほか、エントリーグレードの「プラド」をはじめ、「プレステージ」「インビシブル」と計5グレードのラインナップ。
価格は、プラドが31万9900ズウォティ(日本円で約1175万円)から、プレステージが34万2900ズウォティ(約1280万円)から、インビシブルが37万3900ズウォティ(約1390万円)からです。
なおポーランドでは、2月23日から予約なしでの注文が可能になります。
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