フォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント 「世界基準」のユーザーレビュー

世界基準

2022.3.2

総評

通勤・プライベートどちらでも使用したため、週6はエンジンを掛けました。私はゴルフ５、６、今回の7.5と3台乗り継いできました。確実に言えるのは、品質は間違いなく上がっているということです。ハイパフォーマンスカーを手軽に楽しみたいそこのあなたにはもってこいの車種です。

生活環境変化の為、泣く泣く手放すことになりました。二度とこのクラスの車両に乗れないと思うと、とても悔しいです。沢山の思い出をありがとう。

満足している点

良くも悪くも、ベースはドイツ車の中では普通のヴァリアント。そこに怪力エンジン（後期なので310PS）が載るというギャップを楽しみました。

不満な点

値段の割には、細かいところがチープな気がします。

最近の高級車（高級車ではなくても…）はトランクを開閉するのにボタンを押しますよね。アレが無いんです。半導体不足の影響を受けないので納車は通常通りでしたが、頑張って欲しかった。

サイドミラーが開閉するとき、キューッって音がします。どうやらグリスのようなものが切れると鳴るようです。ディーラーにて注油対応をしてもらいましたが、忘れた頃に再発します。

イージークローザー機能がありません。ドアを開けると窓が若干空いて、ドアを閉めると窓が閉まるものです。コーディングをして、やっと『運転席』のみ対応したくらいです。全席にこの機能が欲しかった。

ルーフレールの白錆（模様）発生は、ディーラー公認です。どうしようもありません。低グレードのヴァリアントは黒樹脂ですが、あれでいいです。

デザイン

5

【外装】
後期デザインは特に格好いいです。バンパーの立体感がすごいです。横から見たら、ソロで見ると変哲のない普通のワゴン…、しかし他車と同時に見ると貫禄が半端ないです。店舗の鏡越しに走っているRを見ると、Stockの5本スポークと相まってドッシリとしたツアラーなんだなと実感します。ニヤけます。

【内装】
地味にありがたいと思うのが、エアコンダイヤルが物理であることです。最近の車って、ほぼタッチ式だと思うんですが、アレを使いこなせる自信がありません。
ステアリングのデザイン及びボタンの配置にもこだわりを感じます。
以前に載っていた６ハイラインはシフトノブやら何やら変えないと気が済まないくらいでしたが、Rは手の施しようがない、やることがないくらいデザインが素晴らしいです。

走行性能

5

コーナーの安定性は半端ないです。コーナーでは素直に曲がってくれます。電子制御の恩恵を受けますので、悪く言えばドライバーの感性が育たない。

強風時なんかは、草木や他車の揺れ具合を見て、初めて「今日は風が強い日なんだ」と実感するくらい、風をよけてくれます。

パワー感…、日本って狭いですね。踏んだら目的地まであっという間です。( ´∀｀ )

乗り心地

4

きっと通常グレードと比べると固いんだと思います。一度H＆Rのダウンサスに交換し、飽きたので純正に戻しましたが、純正の乗り心地ってこんなに柔らかいんだと驚きましたがね。ノイズはタイヤ次第かと思います。
アームを長くする代わりに太履きができない代償があります。そう、そのアームの長さで恩恵を受けているイメージです。ちゃんと動く足です。
7速湿式DSGで、変速ショックを受けたことはありません。

積載性

5

積載性の塊

燃費

3

当然、燃費は悪いです。でも、酷いとは言い切れませんね。アイドリングストップがあるし。

価格

3

オプション品はフロアマットだけです。
通常グレードのオプション品がRでは標準です。文句なし。

故障経験