トヨタ ハイエースバン 「40万㎞でも絶好調!これがトヨタの真髄だ! 新型200系が登場して既に4年以上が経過して、先代100系は徐々に台数を減らしつつあるように思います。じゃ」のユーザーレビュー

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トヨタ ハイエースバン

グレード:-

乗車形式:仕事用

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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40万㎞でも絶好調!これがトヨタの真髄だ! 新型200系が登場して既に4年以上が経過して、先代100系は徐々に台数を減らしつつあるように思います。じゃ

2008.10.11

総評
40万㎞でも絶好調!これがトヨタの真髄だ!
新型200系が登場して既に4年以上が経過して、先代100系は徐々に台数を減らしつつあるように思います。じゃあ古くなったハイエースは廃車になっているのか・・・といえば、そうではなく、年式・走行距離関係なく大多数が東南アジア、ロシア、中近東などに輸出されているようです。
 ハイエースは商用車であり、日本国内で前ユーザーが手放した時点でかなり酷使されているのではないかと思われますが、それが商品価値を失っていないところにこの車のすごさがあります。
 私の職場にはこの車のコミューター(=15人乗りのバス仕様・スーパーロング・ハイルーフ・3Lディーゼル・平成15年式)が5台あり、それらを運転する機会があるのですが、走行距離が40万キロ近くになっているにもかかわらず、エンジン・シャシーなど主要な機関部に全く問題はなく、絶好調を保っていて驚かされます。
 40万キロ近く走ると当然経年劣化はあるのですが、それらについても5台にほとんどバラつきがなく同じところが同じように劣化していて、部品の品質や製造時の品質管理が安定しているのだなと感じます。この耐久性の高さと安定した品質にハイエースの凄み、ひいてはトヨタの凄みを感じます。
 とかくトヨタに対しては、他社の車をパクった車が多いとか、見た目だけ高級で実は安物とか、エコ替えに対する批判など、厳しい意見が見られます。そういった意見は確かに事実だと思いますが、トヨタの車が圧倒的な耐久性と品質を持っていること、またそのことによって世界中の人々の生活を支え、彼らから日本車に対して、また日本という国に対しての信頼を得ていることも紛れもない事実です。トヨタはこのような製品作りをしていることに誇りを持ってほしいと思いますし、販売台数だけでなく世界の自動車業界のリーダーとしての自覚を持った車作りをしていってほしいなと思います。
(レビューはコミューターですが、基本的には3Lディーゼルのバンと同一とお考えいただいてよいと思います。)
満足している点
・圧倒的な耐久性
 上述したとおり、私の職場にある5台のハイエースはどれも走行距離が40万キロになろうとしていますが、大きなトラブルもなく依然として絶好調です。極端にスピードを出したり高負荷が連続するなど厳しい走行条件はなくて、一日中走りっぱなしという車にとって比較的楽な条件下ではありますが、それでも大修理をすることもなく走り続けてくれるのは、業務用の車として本当にありがたいことです。
・安定した品質
 40万キロも走れば、例えば内外の電球類が切れたり、乗り降りによって運転席シートが擦り切れたりとそれなりに経年劣化してきますが、それらは5台の車がほぼ同時期に発生します。これは製造時の精度や部品の品質が安定してバラつきが少ないということではないでしょうか。
・意外と活発な走り
 全長5m・全高2.2m・車重1.8tという大きな車を91馬力のエンジンで走らせるのですが、スペックを感じさせず意外と軽快に走ります。15人乗りのバス仕様なのですが、15人フル乗車(すなわち1トン近く積載している状態)でもそれほどパワー不足は感じません。また、高速道路の登り坂でも100キロをキープして走るのは余裕です。
・車体の大きさを感じさせない小回り性
 全長5mとかなり大きいのですが、キャブオーバーらしく小回りは利きます。また全幅が1.7mと5ナンバーサイズなので、狭い道も苦になりません。
 この小回り性はボディサイズが大きくなった現行型に対するアドバンテージでしょう。
・納得できる燃費
 かなり大柄なボディ、かつ3Lエンジンにもかかわらず、燃費は約10km/Lと良好です。
不満な点
・キャブオーバーゆえ衝突安全性が不安
 キャブオーバータイプの車の宿命ですが、ボンネットがないため、前面からの衝突安全性にはかなり不安があります。職場で使っているハイエースは100系最終型で、初期型に比べるとサブメンバーが追加されていたり安全性向上の努力は見られるのですが、過大な期待はしない方はせず、防衛運転に徹するのが一番いいでしょう。
・盗難の危険性がある
 日本損害保険協会の2005~2007年度盗難事故調査報告によれば、ハイエースは盗難されやすい車トップ10に3年連続でランクインし、2007年度はワースト1位になっています。会社の敷地内に鍵を付けて置いていて盗まれるという例が多いようですが、基本的にこの車は平成元年登場の古い車で鍵の構造が非常に単純で、鍵をしていても盗みやすいようです。セキュリティを装着したり保管場所に気を遣うなど何らかの自衛をした方がいいでしょう。(私の職場では赤外線センサー付きの駐車場に入れています。)
・中古で購入するのは割高
 上述した通り、この車は耐久性が高く、走行距離が伸びているものでも輸出用として値段が付くのですが、裏を返せば中古で買うとかなり割高な車と言えます。日本の中古車市場に出ている車は程度のわりに値段が高いものが多いようです。
 キャンピングカーのベースにしたりバイクのトランポとして安い中古を・・・と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、無理をしても現行200系の新車か程度がいい中古を購入された方がいいのではないでしょうか。
・荒い乗り心地
 一応バス仕様なのですが、乗り心地はトラックそのものです。多人数乗車すれば多少はマシですが・・・
 2時間ぐらい運転すると相当長時間運転したようで、かなり疲れます。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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