トヨタ クラウンロイヤル 「日本の道に最適な選択」のユーザーレビュー

日本の道に最適な選択

2021.8.21

総評

日本の道を走るのにはクラウンが最適。自分はもうクラウン以外乗れないと思うくらい気に入っています。ビフォー豊田章男さん、知的でおごそかなトヨタのクラウンは200系までかな。できる限り大事にしていきたいと思います。

純ガソリン車のセダンの中古は激安で、このクラウンも例外ではありません。最新でなくていいので、いいものを安くほしいという方にはぜひ乗っていただきたいです。

満足している点

デザイン、サイズ、ドライバビリティ、装備、すべてが気持ちいいこと。疲れているときに乗っても、楽に目的地まで連れて行ってくれる、頼れる相棒です。

不満な点

10年前の車ですので、最新装備という点では見劣りします。オートクルーズが追従機能付きではないこと、プリクラッシュやコーナーセンサーは付いていないこと。ただ、分かって買っていますので不満には感じていません。

デザイン

5

外装は、鋭い目つき、派手なプレスライン、ボディの踏ん張り感が強調される前のトヨタ車。最新の車に比べたらおとなしいですが、そこに安心感やほっとできる良さを感じます。レクサスのように他の人から特別視されることもなく街に溶け込めるところが気に入っています。

内装はこれまた古き良き日本のクラウンです。木目と上品なシート地、プラスティックパーツも上品でとげとげしさがないので、とても居心地がいいです。

走行性能

5

取り回しに関して。幅が1,800mm以下に抑えられていますので、多少細い路地もこなせます。これ以上横幅が大きくなると、日本では扱いにくいと思います。

マーチから乗り換えたので最初は大きいという印象でしたが、1年が経過して車のサイズが体で覚えられたようで、どんな道でも気持ちよく振り回せます。

自分以上に、対向車や周りの車に気を遣われます（これも最初驚いたところです！）。

強いて言えば、リアがどこまでかがつかみにくいというのはあります。ただ、バックカメラ付いてますので、さほど心配はありません。

ステアリングが軽いので、街中の切り返しは楽です。高速では重くなってくれるので怖さはないです。

パワー感は必要十分というところ。2.5リッターの4駆で、すごいとは思いませんが、かったるさを感じることはありません。トランスミッション6ATなのがちょっと古さを感じるところかな・・・。

乗り心地

5

振動の無さ、静粛性はさすがクラウンで、最初に乗った時には本当に驚きました。現在走行距離97,000kmですが、その印象は少しも変わりません。

乗り心地は柔らかめですが、昔のクラウンのようなフワフワした感じはないですし、山道も気持ちよく、素晴らしいの一言です。

シートも肉厚たっぷりで、いつまでも座っていられる気持ちのよさです。家の中にもそんな椅子無い（笑

積載性

5

510Lのトランクは実に広大で、長さ150cmの子供のスキー板も積めました。スキーの行き帰りを楽にしたいということで四駆のクラウンにしたわけですが、家族4人の持ち物は全部トランクに入りました。トランクスルーがないので、170cmの板だけは室内に入れました。キャリアは付けていません。後席に斜めに入れたら入りました！

燃費

4

この200系の後期型2.5リッターはレギュラーなんです。まずそこが素晴らしい。

燃費は街乗り8~9km/L、高速では14～15km/L出ます。2.5リッター4駆で1.5トン以上ある車でこれはすごいという他ないですよ。

価格

5

2010年式の後期型、4駆、距離8.4万キロで、込々100万円でした。今時100万円では軽も買えない！ガソリン車のセダン、お値打ち度はんぱないです。

故障経験

細かな部品、樹脂部品のヤレも含めて、故障などは全くありません。日産車歴の長い自分だけに、トヨタ車、クラウンのすごさを感じます。