フルタイム4WDに履かせるホィールのオフセットについて質問です。 H15年式のカローラ ランクスS 4WDに乗っています。

Question

この車の純正ホィールのオフセットは+45だと思うのですが、オフセット+39のホィール履けますか？履いた場合のありえる悪影響は？あればですが…
ちなみにそのホィールはH2カローラ レビンからの純正ものでそれにつけるタイヤはランクス純正サイズをつける予定です。
わかる方、よろしくお願いします。

Answer 1

結論から申し上げると、まず問題なく装着できると思います。

■ ハブ周りのスペック

まず、パブ周りのスペックですが、2003年式「ランクス」も1990年式「レビン」とも共通ですので、ホイール自体は交換してもそのままハブに固定できます。この点は問題ありません。

＜ハブ周り 両車共通＞
ボルトパターン = PCD100×4穴
ナット形状 = M12×P1.5 平面座ナット
センターハブ径 = 54.0mm

■ ホイールサイズ

次にホイールサイズですが、調べたところ、こちらも同じサイズ設定あるので問題ないですね。

｢14×6.0+45｣の表記の見方は・・・
｢14｣=リム外径のサイズが14インチ
｢6.0｣=リム幅のサイズが６インチ
｢+45｣=インセットが45mm

＜2003年式ランクス＞
14×6.0+45
15×6.0+45
16×6.0+45
14×5.5+39★

＜1990年式レビン＞
14×5.5+39★

上記の通り、ランクスにはインセット「45ｍｍ」と「39mm」が存在します。インセット45mmとは、リム幅の中心より45mm外側の位置にハブ取付面があるということです。例えば「6.0+45」から「6.0+39」に交換すると、インセットが6mm縮小してホイール全体が6mm外側に移動します。ツラも6mm外に出っ張りますね。

また、ランクスは「6.0+45」と「5.5+39」ですのでリム幅も0.5インチ異なりますよね。1インチ＝25.4mmなので、0.5インチは12.7mm。例えば「6.0+45」から「5.5+45」に交換すると、リム幅が12.7mm縮小し、内側にも外側にも6.35mmずつリム幅が狭くなります。従って「6.0+45」から「5.5+39」に交換すると、インセットの効果で6mmツラが出っ張り、リム幅の縮小で6.35mmツラが引っ込みます。結果0.35mmmだけツラが引っ込むわけですね。ということでツラの出方はほぼ同じというわけです。

注）｢インセット｣という言葉は、かつて｢オフセット｣と呼ばれていましたが、2008年7月の規則改訂で｢インセット｣｢ゼロセット｣｢アウトセット｣と呼ばれるようになりました。

■ 注意点

＜インセット＞
インセットは極端に小さくすると、サスペンションの負担になります。特にステアリング機構のある前輪はスクラブ半径が大幅に狂うとワダチにハンドルがとられやすくなったり、場合によってはブレーキ性能が悪化することもあります。今回は6mmの縮小ですから、この問題はありません。

＜リム幅＞
また、リム幅にあったタイヤ幅を選ぶ必要があります。タイヤカタログには適合リムが書かれています。今回はリム幅0.5インチ狭くなりますので、同じタイヤサイズを履いた場合には、リム幅6インチよりも5.5インチの方が接地面積がやや狭くなります。しかし、偏平率も高いと思うのでこちらも大きな問題にはなりません。

その他、ご不明な点などございましたら、追加でご質問いただければ幸いです。

Answer 2

同じリム幅なら履けるでしょう。ただし2駆と4駆ではフロントトレッドとリアトレッドのどちらかが違う可能性がありますので確認が必要です。