まさかまさかなんですけど、アメリカに輸出している自動車のミッションは大多数がＣＶＴ仕様のままなんですか？ 私はトルコンギア式ＡＴ（俗にＡＴですが）にしていると思っているのですが、間違ってますか？

Answer 1

トヨタUSの場合、
・Yaris：4速ステップAT
・Carolla：ベースグレード 4速ステップAT
・Carolla：LE,Sグレード CVT
・Camry：6速ステップAT
・Avalon：6速ステップAT
となっています。

CVTはCarollaのエコモデルが主体で、他はステップATです。
北米では巡航走行できる距離や時間が長いので、CVTの燃費は良くありません。
巡航走行だと、そもそもエンジン回転数は一定となりエンジンの燃焼効率は最大となります。
CVTは摩擦伝達のため損失が大きく、速度が頻繁に変化する環境でエンジン回転数を一定に保つことでエンジン燃焼効率を向上させることで総合的に燃費を向上させます。
エンジン回転数が最初から一定の環境では、燃費向上効果が得られません。
更に、プーリー径を保持するために常に油圧が必要で、エンジンに一定の負荷がかかり、巡航走行ではステップATよりも燃費が悪化することがあります。
CVTは定コストなトランスミッションなので、一部のコストがシビアな車種には使われていますが、北米市場でメインにできるトランスミッションではありません。
各社同様な傾向です。

(sjinzanmonodesuさんへ)

Answer 2

メーカー、車種によって異なるけど。ホンダは日本からの輸出というより現地生産でもＣＶＴは多い車種もある。そのため、メキシコにＣＶＴ工場を作っています。

Answer 3

例えばカローラなんかは北米向けもCVTが主力です。
一部廉価バージョンには4速ATもあります。