日産 ティーノ のみんなの質問

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トヨタのハイブリッドとホンダのハイブリッド、どっちが今後の主流になるのですか?

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●方式について
現在,下記の3種類が主流になりそうなので,最初に説明いたします。

★トヨタ THSⅡ
エンジンとモータと発電機を遊星ギアで動力分割する方式です。たとえばエンジンを停止したままモータで走行するとか,車両が停止したまま,エンジンと発電機で充電するというような複雑なことが可能です。半面,147kW(=200馬力)という大型のモータがあっても,EV走行(=エンジンを停止して,モータのみで走行)時には,モータ出力が最大で38kWという制約が働いてしまいます。

→ 電力関係を発電機とモータに分けているので,制御しやすい反面,2個のモータが必要で,しかもその最高出力が制限されるデメリットがあります。

★ホンダ IMA
エンジン=モータ=変速機=駆動輪

という構成です。エンジンとモータは常に一緒に稼働しています。エンジンを停止し,モータのみで駆動する場合,エンジンの吸排気弁をすべて閉じることで,エンジンの燃焼室の圧縮反力をつかえ,エンジンの引きずり抵抗は,摺動抵抗のみになります。

→ 従来のトルクコンバータの位置にモータを配置したので,ベースとなるガソリン車から改造が小さく,コストメリットがあります。半面,モータが小さいため,EV走行がほとんどできないという問題点もあります

★日産 フーガ・ハイブリッド方式
エンジン=第1クラッチ=モータ=変速機=第2クラッチ=駆動輪

という構成で,モータとエンジンを機械係合的に切り離すことが可能です。モータ出力は50kWもあり,しかもそのままEV走行で使えるため,非常に燃費改善に有効です。

→ 電力要素がモータ1個しかないため,このモータで駆動力発生とエネルギ回生の両方をおこなう必要があります。このため非常に複雑な制御が必要ですが,うまくできれば,燃費改善効果,トヨタ方式に対するコストメリットもあります。

●比較
従来,トヨタのような2個のモータ(モータ+発電機)がコストは高いものの,もっとも燃費改善効果が高いと考えられていました。しかし今後は,日産のように1個のモータを使う方式のほうが,燃費改善効果やEV走行範囲に広さから見て,有利です。

●ホンダの今後は?
ホンダは,1個モータのIMAでの燃費改善効果が小さく,EV走行が実質的にできないため,シビック以上のハイブリッド車には,2個モータ+CVTの方式を搭載するようです。このため駆動力結合は,おそらく15年くらい前の日産・ティーノハイブリッドのような構成になるでしょう。

しかし日産フーガの1モータ・2クラッチ方式のハイブリッドがコスト的にも燃費的にも良い以上,2モータ方式をやっても無意味な感じがします。

●結論
日産のような1モータ方式が今後の主流です。

~ 従来,トヨタ方式=シリーズ・パラレル切換式,日産方式=パラレル方式などという言い方をしていましたが日産の方式でもシリーズ的(エンジンは発電のみ,その後,モータで駆動)な方式ができるので,シリーズ式とかパラレル式という名称を使わないことにいたします。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2011.2.21 20:22

ありがとうございました

その他の回答 (6件)

  • プラグインハイブリッドが今後の主流ですので日本勢は出遅れました。ガソリン車の燃費改善を図っている他メーカーのほうが期待できます。

  • これはトヨタ式でしょうね。
    トヨタの方式は日産やマツダが技術供与を受けます。
    すでに日産はフーガハイブリッドは別として、アメリカではトヨタ方式のハイブリッド車を販売しています。

    そのほか、外国メーカーでもトヨタからハイブリッド技術供与を受けると表明しているところがあります。


    また、ホンダ自体が現在2モーター式のハイブリッド車の開発を行っています。

    ホンダはアメリカでアコードハイブリッドを発売していたことがありますが、価格の割に燃費が向上せず、現行のホンダ式のハイブリッドでは出力の大きな車にはシステムが適さないことがハッキリしてしまいました。



    現行のプリウスとインサイトをベースグレードで比較した場合、インサイトはアイドリングストップでエアコンが効かず、横滑り防止装置やサイドカーテンエアバックが省略されていること、内装の質感やキーレスエントリーの装備差を考えると、実質的には価格差は無いと言えるでしょう。

    そういう意味で現行のホンダ式のハイブリッド車が主流になることはありません。

    電気自動車はタウンカーとしては普及するでしょうけど、長距離移動の多い欧米ではハイブリッド車に一定の需要があると思います。

  • どちらが主流では無く、並立するでしょう・・・ね。
    トヨタがいち早く先鞭を付け、沢山の数と種類を販売しているので、割合としてトヨタ方式が多いだけの話ですね。
    一時期、従来のガソリン・エンジンの省エネ車とハイブリット車と電気自動車が混在して、徐々に電気自動車の主流が移っていくでしょう。
    ハイブリッドは所詮ガソリンを使用するので、一時凌ぎの感が有りますね。
    ただ一時凌ぎの期間が、短いのか長く成るのか、今の処判らないですね。

  • どちらも主流にはならないのでは無いでしょうか。

    皆さんハイブリットと騒いでますけどあと五年は玩具に等しいですからね。

    景気の波でホンダのコストパフォーマンスのが様々な流用もきくし強いかも。

    トヨタも完全無音じゃなきゃいーんだけどな個人的には(笑)

  • 的確に先の予測を出来る人がいないどころか、メーカーでも模索中かもしれません。

    車の車格、サイズ、用途、価格、実用性、デザインなどを含めてどの車にはどちらが良いか研究を進めて行くと思います。

    いくらトヨタ方式が良いにしても、低価格なコンパクトカーなら少し方向を変えないと無理かも知れませんし・・・

    ハイブリッド自体がいつまで存在するかさえも分からないかもしれません。

  • 主流となるのは確実にトヨタ方式ですね。
    まず、トヨタとホンダでは方針も方式も違います。
    トヨタの考え方は「電気自動車の時代はまだまだこない!これからはハイブリッドが主流だ!だから、すごく凝ったハイブリッドを作ろう!」
    というもので
    ホンダの考え方は「電気自動車の時代はもうすぐ来る!だからハイブリッドは電気自動車のつなぎって事で、皆がエコカーに興味を持つようにハイブリッドカーを安く、簡単に作ろう!」
    という感じです。

    後、メリット・デメリットも載せときます。
    トヨタ方式
    メリット→燃費がものすごく良い
    デメリット→コストが高い、慣れないフィーリング
    ホンダ方式
    メリット→コストが安い、コンパクト、MTにも出来る
    デメリット→燃費がそんなに良くない


    まあ、今後トヨタ方式が普及しても忘れないで下さい。ハイブリッドカーを普及させたのは確実に二代目インサイトです!

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