2024年4月
■2024年4月
メルセデス・ベンツ日本は、電気自動車の新型「EQA」を2024年4月11日に発売した。
今回発売された新型「EQA」は、駆動用リチウムイオンバッテリーの容量を従来の66.5kWhから70.5kWhに変更。最高出力は140kW(190PS)、最大トルクは385Nmで従来モデルと同じだが、WLTCモードの一充電走行距離は555kmから591kmに延長している。また車体へのモーターの搭載方法を工夫して、モーターからの振動や騒音が車内に伝わらないよう配慮し、静粛性を高めたという。なお今回の改良に伴い、グレード名をグレード名を「EQA250」から「EQA250+」に変更している。
エクステリアも変更して、メルセデス・ベンツの電気自動車に採用されている最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらったフロントグリルを装備。また、新デザインのフロントバンパーやリアコンビネーションランプ(内部のみ)を備えている。その他、AMGラインパッケージ装着車のホイールアーチをブラックからボディ同色に変更した。
インテリアでは、センターコンソールにあったタッチパッドを廃止して、新世代のステアリングホイールを採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で行えるようにしたほか、ステアリングホイールのセンサーも静電容量式タッチセンサーに改良された。タッチパッドを廃止したことで、すっきりとしたインテリアデザインとしている。また、夜間走行時に無数のスリーポインテッドスターを助手席前方に浮かび上がらせる「スターパターンインテリアトリム(バックライト付き)」を採用した。
ボディカラーは、新色「ハイテックシルバー」、「スペクトラルブルー」、「パタゴニアレッド」を追加設定した。