マツダ キャロル 「もう少しなんとか・・・。 周りの軽自動車が角ばって愛嬌の欠片も無い次期に、この丸く愛らしいデザインが非常に特徴的な車であった。自動車としての出来は兄弟」のユーザーレビュー

もう少しなんとか・・・。 周りの軽自動車が角ばって愛嬌の欠片も無い次期に、この丸く愛らしいデザインが非常に特徴的な車であった。自動車としての出来は兄弟

2006.11.26

総評

もう少しなんとか・・・。
周りの軽自動車が角ばって愛嬌の欠片も無い次期に、この丸く愛らしいデザインが非常に特徴的な車であった。自動車としての出来は兄弟車である当時のアルトとほぼ変わらない。デザインが好きかどうかで判断してもいい。キャンバストップの設定も含め、ある意味究極の街乗り車でもある。

満足している点

非常にコンパクトで見切りがいいのに加え、低価格であると同時に軽量がゆえの燃費の良さが光る。キャブ車の場合、スロットルボディをキャブクリーナーで洗浄するだけでエンジンの吹け上がりが抜群に上がる。整備において、アルトの兄弟車である事のメリットも大きい。

不満な点

どう考えても手抜きというか、速度上限は50キロなんじゃないかと思えるような酷い足回りのセッティングとまったく体をホールドしないシート。高速はハッキリ言って危険。せめてもの救いは基本コンポーネンツがアルトなので、量販グレード車の場合、ターボやアルトワークスの足回りを移植する事によって初めて普通に走れるようになる事。また、ブレーキの前後バランスが悪く、少し強めにブレーキを踏むとリアが先にロックする。4WDならリアがやや重くなるのでまた違った評価もあると思われるが・・。機構に関しては耐久性が低い感じで、5万キロも走らないウチにエンジンからはオイル漏れ、足回りではダンパー抜けが発生。なぜこんなバランスにセッティングされたか、またよくこの状態での販売を決断したなという事、それに加えて苦情を言う客層を取り込まなかったという事実に、ある意味驚愕だらけの車だった(^_^;)

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験