ロータス エヴォーラ 「やっぱりロータスと言える絶品ハンドリングの希少車!」のユーザーレビュー

パイン6 パイン6さん

ロータス エヴォーラ

グレード:S スポーツ・レーサー_RHD(MT_3.5) 2014年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
3
デザイン
5
積載性
2
価格
4

やっぱりロータスと言える絶品ハンドリングの希少車!

2022.8.25

総評
たぶんロータス乗りの方や一部のクルマ好き以外の大多数の人は車名もわからないであろう希少性と、とりあえずはスーパーカーの範疇に入れてもらえるであろう”カッコイイ”魅力的なスタイル!
そして走らせればエリーゼ等と比べれば重いもののフィーリングは決して負けていないロータスならではのハンドリングで所有欲も満たしてくれる素晴らしいクルマなので”おすすめ度”は満点を付けたいところですが、やはりロータスクォリティと信頼性への不安が常につきまとうので☆一つ減点しておきました。

満足している点
・スーパーカールックながらケバケバしさが無く美しいスタイルと販売台数が絶対的に少ないことによる希少性。

・エンジンはトヨタのV6ながら、6気筒らしいスムーズな回転感とスーパーチャージャーによる必要十分なパワーとトルク、そして控えめながらも綺麗な排気音。

・ロータスの中では最も重いながらもワインディングを走るとやっぱりロータスの血が流れていることを実感する絶品のハンドリング。
不満な点
やはりロータスクォリティと常に付きまとう信頼性への不安。
デザイン

5

エヴォーラの前にはエリーゼに乗っていたので、エヴォーラの実車を初めて見たときは大きくて鈍重そうで決して好印象ではありませんでしたが、見慣れてくるとケバケバしさが無く綺麗なデザインながらも絞り込まれたウエストライン等により醸し出される雰囲気は正にスーパーカーであり今はとてもお気に入りです!

私のは前期型なので精悍な顔つきになった400以降のモデルと比べるとラジエターのエアインテークがちょっと笑った口のようにみえる特徴的なファニーフェイスですが、これはこれでシンプルながら開発にあたって当初狙ったエヴォーラのオリジナルデザインだと思うので”有り”だと思っています。

内装も余計なもは無くシンプルですが、アルカンターラ(ロータスの正式な呼び名は違いますが)貼りのダッシュボードやブラックにレッドのパイピングが入ってスポーティなアクセントになっているレカロ製のシートやロータスながらドアトリムに間接照明があるなど私的には満点です!
走行性能

4

前述しているように、前車エリーゼの絶対的な軽さとダイレクトさから来るコーナリングと比べると絶対的な重さは如何ともできませんが、それさえ高級感・しっとり感と良い方にとらえられ、ワインディングを走ればフィーリング的にはエリーゼにも負けないそのハンドリングは予想を超えた素晴らしさです!

ただし街中を流して走る程度では良く出来たGTカーといった感じだし、ちょっとした試乗で一般道で乗ったくらいではハンドリングの真髄はわからないと思います。私も購入前に2回ほどGT410を試乗していましたが一般道での試乗だったのでそのサウンドの素晴らしさは良く分かったものの実際に所有してワインディングを走って感じたハンドリングの良さは試乗ではわかりませんでした!

エンジンはトヨタのV6で、6気筒らしいスムーズな回転感は魅力的ですがレッドゾーンもスポーツモードにしても7000回転と決して高回転型エンジンではなく、高性能高回転エンジンのような高回転で突き抜けるような伸びを感じるタイプではありませんが、元々の3.5リットルという排気量とスーパーチャージャーの過給によって中回転から豊かなトルクを感じられ、高回転まで回しきらなくても必要十分なパワーとトルクが得られます。

私もけっこう色々なクルマを試乗していますが、高回転が魅力的なエンジンはサーキツト走行や本気のワインディング走行ならその官能的なフィーリングを十分に楽しめますが、私のようにサーキツト走行はせず、たまにワインディングを余裕を持ったペースで流すくらいで大部分が一般道走行という使い方では、一瞬ほんの数秒しか本当の官能性を楽しめないエンジンよりもこのエヴォーラのように中回転程度回せば気持ち良さを味わえるエンジンの方が、気持ち良さを味わえる時間が長くて良いのではないかとさえ最近は思っています。。。

エンジンサウンドはスポーツモードにするとマフラーのバルブが開いてちょっと音が大きくなりますが、この変化の割合が私のモデルの後に出た400以降は激しくなっていて、スポーツモードでは2~3000回転程度で流していても雰囲気のあるサウンドを楽しめるし高回転まで回せばそれこそ本当にトヨタのV6?と疑うような炸裂音で痺れる音を発するんですが、それと比べると残念ながら私のモデルではノーマルとスポーツモードの違いが少なくちょっと物足りないのと、絶対的なパワーでは、もっと速い車がたくさんあるので走行性能は☆4つの評価にしましたが、ハンドリングだけなら☆5つです!
乗り心地

4

乗り心地は前車のエリーゼと比べればそのスムーズさと静かさでこれがロータス?ってビックリしますが、冷静にみれば絶対的には硬めです!(笑)
ただしスポーツカーとして見れば、可変機構が無いにもかかわらず走行フィールのスムーズさと硬いながらも角が取れた乗り心地とハンドリングの両立という点では今まで所有して来たクルマの中では一番の素晴らしい足だと思います!

遮音性についても、高級セダンとは比べるべくもありませんがエリーゼやエキシージとは当然ながら狙いの違いがわかる遮音性を持っています。
特にスポーツモードにしてももう少し音量が欲しいと思うマフラー音ですが、これが窓を閉めていると物足りないものの窓を開けるとそこそこのボリュームでイイ音が聴けるので、それだけ遮音性を感じます。(ロータスとしては・・笑)

乗り心地の欄に書くものか悩みますが他の項目よりはこちらかな?と思うのでこちらに書きますが、乗降性はあまり良くありません!
前車のエリーゼが市販車で最悪とも言えるほど乗り降りが大変な車だったので、それと比べれば全く問題になりませんが、普通のクルマと比べると前方の足元へ行く程幅が広くなっているサイドシルのおかげで見た目より乗り降り時に足を入れ難いです!これも私の後の400以降のモデルではサイドシルの幅が少し狭くなって乗降性が向上していますが私のモデルはちょっと気を使う乗降性です😅

またペダルも初めて乗るとビックリするくらい左にオフセットされて足が進行方向よりかなり左にねじれるドライビングポジションになりますが、不思議な事にこれはすぐに慣れて気にならなくなります⁉️
それよりもペダル間隔が狭く、特にアクセルペダルとブレーキペダルの間隔の狭さは常に気を使います。。。
積載性

2

スポーツカーなので積載性は低いです(笑)
ただ、リアに小さいながらもトランクがあるし、何よりも人が乗るには全く使い物にならないリアシートですが、これが車内のちょっとした荷物置きには貴重な存在でかなり重宝しています!
これらから積載性の評価は☆2つですが、私の用途では全く問題になりません!!
燃費

3

まだ納車後1カ月と少しなので今のところの感想ですが。。。
3.5リットルのV6にスーパーチャージャーで過給しているエンジンなのでワインディングを元気に走るとそれなりの燃費になるものの、普通に一般道や高速を走っている分には妥当か予想よりちょっと良いという印象です。
価格

4

私は中古車を購入したのですが、走行距離も少なく外観・内装とも私にとっては新車とかわらないくらい素晴らしいコンディションの車両でしたので十分納得のいく価格でした!

新車時の価格は、ライバルをポルシェ911に設定して開発したクルマなので妥当な価格だと思いますし、この価格でスーパーカー気分が味わえるのは素晴らしいと思います・・・これでクォリティの心配が無ければみんなにおすすめしたいくらいです!
故障経験
今のところ購入して間もないのでありませんが、エンジンカバーのプラスチック製のロゴバッジが熱で歪んで縮んでいるのを見つけた時はロータスクォリティを感じました!(笑)

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