ランドローバー ディフェンダー 「デザインがお気に入り」のユーザーレビュー

デザインがお気に入り

2023.4.14

総評

デザインが気に入ればおすすめです。高級感や乗り心地を重視する場合は他の車とよく比較した方がいいです。

満足している点

カクカクとしたSUVらしい見た目が気に入ってます。

不満な点

フロントシートの背面にポケットがありません。
レーンキープアシストはウインカーなしに車線変更すると元のレーンに戻るようにハンドル操作されるのみで、ベンツなどのように白線をはみでないようにハンドルをアシストする機能はありません。
Aピラーと巨大なドアミラーにより左折時の死角が大きいです。
バックカメラにスペアタイヤが映らないので、ギリギリまで後ろに寄せる時は気を使います。
オプションでステアリングヒーターを選択するにはコールドクライメートパックをつける必要があり、人によっては不要なものまでつけることになります。
紙の取説がなく、取説用のアプリをダウンロードする必要があります。
ハザードスイッチが遠いです。
私の23.5ymに限らない話ですが、年々装備は省略され価格は上昇しています。

デザイン

5

気に入っている箇所は、四角いボディ、ヘッドライトの形状、スペアタイヤがトランクについていることです。

走行性能

4

全長4945mm（スペアタイヤまで含めると5018mm）、全幅1995mm、全高1970mm、車両重量2220kgなので、カーブはそれなりにロールがありますが、この車でスピードを出してカーブに突入することはないので、ほとんど気になりません。コイルサスの感想なので、ロールが気になる方はエアサスを選択した方がいいです。但し、走行性能を求めるならば、同じ値段でより良い車はたくさんあります。
搭載エンジンの2Lガソリンターボは同排気量ターボの中では高出力で、最大出力300ps/5500rpm、最大トルク40.8kg・m/2000～4000rpmなので4L自然吸気と同等のスペックです。0-100kmは7.4秒とそこそこ速く充分な性能です。また、フロントが比較的軽いガソリン車なのでカーブの時に無理に曲がっているという感覚は小さいです。
ディーゼルのD300と比べるとトルクが劣るので、試乗の際に乗り比べた方が良いと思います。

乗り心地

4

私のはコイルサス+18インチのオールテレーンタイヤです。少しゴツゴツした乗り心地ですがオールテレーンタイヤでこの乗り心地なら満足です。
試乗車はエアサスでした。コイルサスとの違いは、直進ではあまり感じられませんでしたが、カーブでのロールはエアサスの方が小さく優れています。
ボディ形状が四角いため空気抵抗が大きく、高速道路では風切り音がよく聞こえます。
同じ値段でこの車より乗り心地の良い車は多いです。

積載性

4

私のは5人乗り仕様で後席を倒すとフルフラットになります。但し、フロントが長いためかサイズの割に荷室の奥行きが短く、フラットな部分は170cmもありません。
トランクの床が高いので、頻繁に重い荷物を出し入れする方は車高を低くできるエアサス仕様の方が良いと思います。

燃費

3

WLTC燃費
8.3（km/L）
└市街地：6.6（km/L）
└郊外：8.3（km/L）
└高速：9.3（km/L）
長距離移動にばかり利用しており、実燃費は今のところ10km/Lをわずかに超える程度です。サイズとガソリン車であることを考慮すると納得ですが、燃費は悪いです。
航続距離は燃料タンク容量が90Lなので810kmです。

価格

4

乗り出し800万円台でした。
同サイズのドイツ車より安く、日本車より高いです。
但し、上級グレードやオプションを多数つけると1000万円台に突入します。
年次改良のたびに価格上昇+装備の簡略化を行うので、発売当初から比べるとコスパは悪化しています。

故障経験

純ガソリン車のコイルサス仕様なので故障のリスクは小さいと思います。
大きな故障はありませんが、ちょっとした不具合はあります。
ナビのアンドロイドオートが操作不能になりましたが、ナビを再起動すると操作可能になりました。
度々、アンドロイドオートの接続が切れます。
ナビが納車5か月でブラックアウトしたもののエンジンを再始動すれば元通りつきました。
ホイールアーチプロテクションが一部分はずれました。
ヘッドライトウォッシャーからウォッシャー液が滲みます。