ホンダ ZR-V 専門家レビュー・評価一覧

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ホンダ ZR-V 新型・現行モデル
5 件中 1~5件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    3
    価格
    4

    ガソリンターボを選択する価値あり

    2024.1.29

    年式
    2023年4月〜モデル
    総評
    シビックのハードウェアをベースとし、ガソリン車とe:HEVをラインアップする。売れ筋は経済性にすぐれたe:HEVだが、ガソリン車の実力も侮ることは出来ない。ヴェゼルはベーシックグレードのみガソリン車を設定するが、ZR-Vはバリエーションも対等で好みで選択することができる。1.5リッターターボでもよく走り、フットワークも軽快。リーズナブルな価格設定もガソリン車の美点だ。
    満足している点
    全幅は1840mmと大きめながら、水平基調のインパネ上面と太すぎないピラーのおかげで前方視界はスッキリ。最小回転半径も5.5mとヴェゼル並みで運転がしやすい。室内空間も広く、開口部のワイドなラゲッジルームも使いやすい。先進運転支援システムのホンダセンシングはすべてのモデルに標準装備。
    不満な点
    後席は表層のクッションがソフトで座り心地にすぐれるが、それに対してヘッドレストがやや硬め。さらにリラックス出来るようにリクライニング機構があってもいい。23年10月に特別仕様車「ブラックスタイル」が設定されたが、内装色にホワイト系の明るいカラーがあってもいい。
    デザイン
    デビュー当初に見た写真では賛否両論のあったフロントマスクも実車を見ると違和感を感じない。むしろ個性があっていいのではと思えるほど。ヴェゼルよりもひとまわり大きく、ボリューム感のあるまとまりだ。インテリアはシビックをイメージさせる仕上がり。全体の質感は高く、ミドルクラスらしい上級感を演出している。セレクターはe:HEVがプッシュボタン式なのに対して、ガソリン車は一般的なレバー式となる。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    5

    デザインで惹きつけ実用性で満足させるSUV

    2023.2.20

    年式
    2023年4月〜モデル
    総評
    まずはデザインで美しさと逞しさを見事に調和させて、ひと目で「乗りたい」と思わせてくれるところが魅力的。その上で、SUVとして誰もが期待する実用性はしっかりと備えつつ、e:HEVもガソリンも低重心のスポーティーカーを運転しているように、気持ちのいい走りが楽しめるSUVです。
    満足している点
    外観からの期待を裏切らない、インテリアのセンスの良さ。センターコンソールはウエストが絞り込まれたようなデザインで、シートなどとコーディネートされたステッチ使いがオシャレ。機能的にも左右対象にUSBを配置したり、収納スペースを作ったりと、運転席と助手席の人の動作が交錯しないように考慮されているのも感心。ドアアームレストなど、人が触れるところにソフトパッドを使っていて、ホッとするような上質感を感じさせてくれます。
    不満な点
    今や軽自動車にも装備されるシートヒーターや、ステアリングヒーターもタイプ別に装備されるのですが、「Z」の4WDのみ後席左右のシートヒーターが設定されるのはもったいないところ。ファミリーユースでは、子供が小さいうちは大人が子供に付き添って後席に座ることも多いため、オプションでも全車で選べるようにしてもらえると子育て世代にはありがたいと思います。
    デザイン
    遠くから眺めてもスッと視線が引き寄せられるフロントフェイスは、S2000やCR-ZといったHondaコンパクトスポーツへのオマージュが感じられます。一筋の風の流れをイメージさせるような、キュッと集められたバーが特徴的なバーティカルグリルが個性的。ボディは光の当たり方によって豊かな表情を見せる、プレスラインと面の張りが洗練されたたたずまい。あまりムキムキとしたホイールハウスの張り出しもないので、スッと地面に立っている感じがこれまでのSUVと一線を画します。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    シビッククラスのジャストサイズSUV

    2023.1.26

    年式
    2023年4月〜モデル
    総評
    ボディサイズからして現行型シビックがベースだ。日本市場にもジャストフィットする高いまとまり具合で、実際、混み合った都市部から高速道路まで手の内に収まる安心感がある。走行性能の高さをうたうSUVは多いが、ZR-Vは徹底的にオンロードに的を絞り、背の低いスポーツモデルのような俊敏さを持たせた。シビックタイプRを血筋に持つだけはある。4WDでは雪道での走破性能を高めている。
    満足している点
    全長4570mm、全幅1840mm、全高1620mmと日本の道路で扱いやすいボディサイズである点。加えて、運転席からの視界がとても広いから、毎日の移動が楽しく、そして安全になる。現行のフィットからはじまった死角の少ない開けた視界は、どのモデルでも好評だ。なかでもZR-Vでは着座位置を人間工学上、理想とされる600mm台後半にすることで乗降性能も高めた。後席での開放感も高い。
    不満な点
    じつはウィークポイントらしい点が見つからない。たしかに、ベースであるシビックにしても車両価格が高いとの声があるが、装備内容を確かめてみると競合車よりも標準装備が多いことから、横並びにすれば差額はごく僅かだ。筆者が気になるのは、フロントデザイン。グリルの形状がどうもボディ全体のしなやかさと逆行していると感じてしまう。この先発売されるであろう、後付けパーツに期待したい。
    デザイン
    全体的なシルエットはオーソドックスなSUVそのもの。塊感が強く、左右対称のデザインが強調されているので安定感も高い。とくにリヤセクションはボテッとなりがちなSUVのなかでも適度なシャープさがあってスマートだ。インテリアデザインも昨今のホンダ流で極めてシンプル。海外市場では質素が過ぎるとの評価もあるようだが、日本市場ではむしろ落ち着いていて良いとの声が多い。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    3

    驚くほどスポーティな走り

    2023.1.11

    年式
    2023年4月〜モデル
    総評
    2つの顔を持つSUVだと思います。ひとつは後席や荷室が広い実用性の高さ。もうひとつは爽快な走りです。どちらからアプローチしても満足できる愛車になってくれると思いますよ。「ヴェゼルではちょっと物足りない」という人にもっともマッチするかも。
    満足している点
    リフトアップしたワゴン的なデザインも個性的でいいし、荷室の使い勝手も魅力だと思います。が、個人的にはなんといってもデザイン。まるで水を得た魚のように峠道を走ってドライバーを楽しませてくれる走りも素晴らしいです。走りの楽しさはガソリン車よりもハイブリッド車(鋭くトルクが立ち上がるからアクセルを踏んだ際の反応がいい)、そしてハンドリングはFFよりも4WDのほうがいいですね。後輪へ積極的にトルクを伝えることで、旋回中にレールの上を走るように走行ラインが安定する感覚が良好だからです。
    不満な点
    値段は……CセグメントSUVとして考えると少し高いかも。車体サイズ的にはマツダ「CX-5」くらいまでライバルと言えますが、車格的にはトヨタ「カローラクロス」、スバル「クロストレック」、マツダ「CX-30」あたりが競合であり、それらと比べると気持ち高いような……。ホンダのCセグとしては頑張った値付けだというのが理解しますが……。
    デザイン
    「ヴェゼル」のお兄さん的なポジションであると同時に「CR-V」の後継的な役割もあるわけですが、スタイリングはヴェゼルに近い雰囲気ですね。CR-VのようにいかにもSUVではなく、リフトアップしたステーションワゴンのような軽快な雰囲気が感じられます。賛否両論のフロントデザインも、実車を見るとけっこうカッコいいと思います。

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  • 伊達 軍曹
    伊達 軍曹(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    5
    乗り心地
    5
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    4

    このe:HEVモデルには「すべての人類」が注目するべき!

    2022.12.21

    年式
    2023年4月〜モデル
    総評
    ガソリンターボエンジン搭載車も悪くはないが、特にe:HEV搭載車は、実用的なパッケージングと現実的な価格、そして十分な省燃費性能のなかで、きわめてスポーティに走ることもできるという稀有な一台。それはまるで初代ホンダ シビックのスピリットを現代の世に、現代の技術とパッケージングでもって蘇らせたかのよう。中型サイズのSUVを探しているすべての人に注目してほしい存在だ。
    満足している点
    個性的なデザイン。上質でハイセンスなインテリア。視界の良さ。e:HEVの、ファミリーカー的にもスポーツカー的にも走ることができる走行性能の高さ。そして居室の広さやHonda SENSINGが全車標準装備であるなどの、今どきのSUVとしての当たり前の基本性能の高さなど、そのGoodなポイントは枚挙にいとまがない。
    不満な点
    人によっては、個性的なデザインのフロントマスクに違和感を覚えるかも。またリアまわりのデザインが比較的平凡な点は、個性的でありたい人からは逆に低評価となるかも。フロントシートの座面がやや平板すぎるように感じるのも、ちょっとした「気になるポイント」だ。
    デザイン
    フロントマスクは好みが分かれるかもしれないが、全体としてはSUVとしてやや低めな全高と長いルーフラインがもたらすプロポーションの良さ、そして余計なメッキ装飾やモールディングなどを排したシンプルな美しさが光る。インテリアも、現行型シビックとの共通性を感じさせる水平基調のダッシュボードや、各所に用いられている「パール調プライムスムース」の内装フィニッシュなどがもたらす世界観は、このクラスとしては突出して質感とセンスに優れている。

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