2002年10月
■2002年10月
2002年10月、1976年の誕生以来7代目となるアコードが登場した。初代モデルから継承されてきた「人と社会との調和」という理念のもと、「ニュー・クオリティ・ツアラー」をコンセプトに、あらゆるシーンでの長時間、長距離運転でもストレスを感じさせない、スポーティでありながらも心地よく安心感のある走りに加え、細部までこだわった上質な内外装、高い安全・環境性能をもつ新しいミッドサイズセダンのベンチマークとして開発されたものだ。セダンとして世界トップレベルの空力性能を誇り、軽量・高剛性ボディの採用により走行性能や乗り心地を大きく向上させている。また、シャープで力強いフロントビューなど、上質感と躍動感のあるスタイルも特徴的だ。インテリアは全体に一体感を持たせたパネルやサポート性能と疲労軽減を徹底追及したフロントシートなど、見て、触って、使って感じられる、高い質感と優れた機能性を実現したという。リアシートは大きな荷物にも対応できる、6:4分割可倒式だ。エンジンは2リッターと2.4リッターのいずれもDOHC i-VTEC。組み合わされるのは電子制御5速ATで、Sマチックと相まってマニュアル感覚の変速操作で走りを楽しむことも可能だ。このほか、走行性能をさらに磨いたユーロRも設定された。強化された足回りや、専用となる高出力の2リッターDOHC i-VTECエンジン+6速MTの組み合わせなどにより、よりスポーティな走りが可能だ。