ダイハツ テリオス 「不思議な面も多いが、しっかりとした中身を持つクルマ。」のユーザーレビュー

ナリクラ ナリクラさん

ダイハツ テリオス

グレード:ターボエアロダウンカスタム_4WD(AT) 2000年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

不思議な面も多いが、しっかりとした中身を持つクルマ。

2015.9.21

総評
ダイハツ・テリオス。
日本では生産終了モデルになるのだが、ヨーロッパほか数国では現行ダイハツ・ヴィーゴをベースに
「テリオス」の名前を与えられ生産され続けている。
日本国内だけでなく、海外からも愛されているグローヴァルカーである。
現在も日本から中古で海外に輸出されているクルマがとても多いと聞く。

軽自動車のテリオスキッドの方がよく売れていたので
こちらは陰に隠れる存在となってしまった。
しかし軽では実現できない走りや積載性を秘めており、
多少の狭さなどに目をつむれば楽しい車になること間違いなしであると思う。

タマ数も少ないので、低走行、程度良の車を見つけたら買いかも?!
満足している点
コンパクトで丁度良いサイズ。
1人~2人で出かける分にはちょうど良く、
取り回しも良いので狭い道もスイスイ走れる。
雪道、荒地、雨天時は頼り甲斐がある。


エンジン出力も1800CC並にあり、そこまでストレスを感じさせない。
アクセル踏みこんでタイムラグはあるものの、ターボが効き始めてからの
加速はとても気持ちが良く、100キロ程度ならすぐに到達可能である。
硬めの足回りは高速走行では安定度に貢献。

車高が高いので、多少の段差を気にせずに走行ができる。
ライバルはジムニーシエラだろうか、ジムニーが3ドアなのに比べ、
テリオスは5ドアを採用。乗り降りや積み下ろしの実用性では、
こちらが有利であろう。


山間部では同じクルマ走っている車が多いものの、大半は兄弟車のトヨタ・キャミ。
テリオスは貴重になりつつあるようである。
故に、貴重車に乗っているという優越感を得られる事が出来る。


最近気が付いたが、意外にも女性ウケが良い(笑)
不満な点
同じコンパクトカーと比べると明らかに車体サイズが小さい。
軽ベースなので仕方ないことではあるが…。

室内幅がテリオスキッドと変わらない。
シートがフルフラットにならない。
アームレストが標準装備でない。
リアシートのニースペースが狭い。
リアシート、5人乗れるのだろうか…?

塗装幕が弱い(ダイハツ特有?)
エアロがゴツく、必要性をあまり感じない(むしろ外したい)。
社外パーツが極端に少ない。
なぜかローダウンスプリングはたくさんあるのに、
リフトアップサスはほぼ無いという意味不明な状態。

エアロダウンカスタムのショックがかなり硬く、人によっては不快に感じるかも。

また、軽ベースという事もあり、ガソリンタンクが小さい。
満タン状態から500キロも走れないのは大いに不満です。
デザイン

-

走行性能

-

1300CCの4WDと言うと、一見走行性能は期待できない様に思えるのだが、
ターボエアロダウンカスタム4WDと言うグレードは
最高出力140ps(103kW)/6400rpm、
最大トルクは18.0kgという1300とは思えない程の威力を発揮する。

「K3-VET」と言う、直4のインタークーラー付きターボの心臓は
数字的に見ても1800CCクラスの性能を秘めている。

乗ったフィーリングとして、街乗りの2~3000回転ではノンターボの1300と変わらない
大人しい走りをする。
しかしアクセルを踏み込むと、キックダウンし2500回転から効くターボの威力が脅威を見せる。
いわゆる「どっかんターボ」というタイプの走りをドライバーに魅せつけてくれる。
さらに、ステアリングに付いているパドルシフトモードでより熱い走りをしてくれるであろう。


ただし、エンジンの力にのめりこむ前に車がSUVという、
背の高い車という事をお忘れなく…。
乗り心地

-

いわゆるSUVというタイプの車なのに、ローダウン、なのにフルタイム4WD…訳の分からない設定である。

しかし、
エンジンの出力を考えるとやや硬めで腰を低くした足回りのスタイルになった理由も
納得がいく。

SUVは背の高さから、常に横転の危険性を秘めている。
さらに力のあるエンジンのパワーが加われば尚更のことだろう。

そんな危険性リスクを下げる目的もあり、
パワーを受け止められるホドの足周りの硬さは、結果的にトータルバランスの良い
走りを実現。ハイウェイのコーナー位なら、安心して攻めていける。
峠のタイトコーナーでも、大きなロールも少なく、そこまで不安を感じることはない。
…法定速度の範囲では。

これはベースのテリオスキッドよりもトレッドが広くなっている事も、
大きな要因になっているのであろう。


乗り心地は高速走行では丁度よい硬さだが、
街乗走行では突き上げる段差のショックが大きいのが気になるところか。
積載性

-

テリオスのベースは、軽自動車のテリオスキッドである。

室内幅は変わりがないものの、ラゲッジスペース(荷室)が延長されたことにより
テリオスキッドよりは荷物がたくさん積める。
例えば、ポリタンクを積むとするとテリオスキッドなら2個程度が限界なのに対し、
テリオスならポリタンク4~6個は確実に詰めることが可能である。

ただし車高が高い分、荷物も思い切り持ち上げなければならないので、
ちょっと積み下ろしはつらい部分がるかも。



ワゴン型SUVなので、リアシートを倒せば更に荷物を積むことが可能。
ただしシートの部分はすこし盛り上がってしまい、完全にフラットに出来ないので
荷物はまだ良いのだが車中泊向きかと言うと、少し微妙なところである。

ちなみにこのリアシート、荷室側に倒しても右側がガソリンタンクがある関係で
フラットになってくれない。これまた、車中泊は微妙な気持ちになってくる。

もう一つ文句を挙げるとするなら、小物入れがもっと欲しいところ。
BOX型アームレストすらオプション扱いなのは寂しいところである。
燃費

-

往復約60キロ(地方の下道、信号や坂道ほどほどにあり)の通勤や
週一ペースでの高速道路での移動に使用していく中で、
平均リッター11,5キロをマーク。

最高燃費は千葉~山梨までのほぼ高速道路の移動で13キロを出すことに成功した。
カタログ燃費値が12,8キロなので、もっと条件が整えば、カタログより更に燃費が伸びそうだ。

1300CCでこの燃費というのは賛否両論が分かれそうだが、
個人的には車はリッター10キロを下回らなければ良いと考えているので対して気にしてはいない。

フルタイム4WDにターボという条件も揃えている上にオートマ車なので、
むしろ良い方な燃費ではないのか?
価格

-

故障経験
①購入前にダイハツ特有の薄いクリア塗装の為に塗装が劣化。
  →納車前に塗装を依頼した。

②バックランプ内に曇りを発見。レンズのインナーのプラスチックはボロボロ、
  ランプが点かなくなる可能性も。明らかに設計ミスの可能性あり。
   →あいぽんさんから頂いた㊙アイテムにより、水漏れを防ぐ。


あとは推測だがタービンが何万キロまでもつか、
ミッションが関係どうなっていくかという点が今後に気になるところである。

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