ダイハツ ミライース 「最も軽らしい軽」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

西川 昇吾
西川 昇吾(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
4
走行性能
3
乗り心地
3
積載性
3
燃費
4
価格
5

最も軽らしい軽

2022.1.21

年式
2017年5月〜モデル
総評
必要にして十分な装備と機能を備えつつ、シンプルなメカニズムで価格設定を抑えている点を見ると、現代の中で最も本来の軽自動車のあるべき姿に近いと感じさせるモデル。コストパフォーマンスは非常に高い。
満足している点
シンプルなメカニズムと装備をベースとし、価格設定を抑えながらも必要な安全装備をしっかりと用意しているポイントに好感が持てる。リーズナブルに新車を購入するならば候補に入れておきたいモデルだ。
不満な点
軽のエントリーモデルということで考えればこれで良いのだと思うが、あまりパーソナルカー(個人所有)としての売りがない印象を受ける。グレードや装備など、もう少し個人ユーザーに対してフレンドリーな選択肢が欲しい。
デザイン

4

低価格のモデルながらLEDを多用した灯火類により、チープな印象は薄い。軽自動車のエントリーモデルとして、機能性と先進性を高い次元で両立したデザインとなっている。そういった意味では必要にして十分な質感のあるデザインと言えると思う。
走行性能

3

軽自動車のNAエンジンモデルということで、加速性能は乏しいと感じる。しかし、軽自動車の中でも軽量なボディを持つので、NAエンジン軽の中では比較的良心的と言えるだろう。
乗り心地

3

乗り心地は軽自動車のエントリーモデルということを考えれば十分と言える仕上がりだろう。もちろん不満がないわけではないが、そこまでの性能をこのクラスの軽自動車に求めてはいけないと思う。もし乗り心地が気になるようならば装着タイヤや空気圧に気を配るというのも得策だろう。
積載性

3

スペースを有効活用したモデルではなく、あくまでもハッチバック軽であるため、積載性は高いとは言えない。しかし、リアシートを倒すとフラットに近い形状になったりする点は、使い勝手が良く好印象。
燃費

4

エンジンでの燃費性能もさることながら、軽量なボディで燃費性能を高めているイメージが強い。特段電気的アシストがないにもかかわらずWLTC25.0km/Lという燃費性能は立派。
価格

5

必要な運転支援システムを標準で装備しつつ、100万円を切ることができる価格設定には拍手を送りたい。もちろん、実売グレードはより上級となるだろうが、それでも低価格の部類であると大声で言える。
西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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