BMW 8シリーズ グラン クーペ 「量産車としての最高峰」のユーザーレビュー

量産車としての最高峰

2021.11.5

総評

1000-2000万の予算でF Segmentの4 Door Coupeにおいて
外観の美しさ、内装のLuxuryさ、Audio、運動性能、取り回し、購入後の細部の保守、Cost Performanceの総合力で最高峰

満足している点

[Exterior]
①Laser Headlight
②流麗なDesign
③RearのDesign

[Interior]
①Bowers & Wilkinsの音質は車とは思えない音質
②Bowers & WilkinsのAmbient Lightの美しさ
③Leatherの質感が高級Brand品のよう
④後部座席の足元も広く、Chauffeur Carの側面もある
⑤Soft Close Doors

[性能]
①排気音
②動力性能
③高速安定性
④4WS
⑤60km以下では自動運転可能

[Maintenance]
TECH-Mやstudieなど痒い所に手が届くPro Shopが豊富にある。
全部盛りの8SeriesであったとしてもCodingしたいところやValve Controller含めた購入後の詰めが可能。

不満な点

[燃費]
街乗り4-6km/h

[取り回し]
国土狭い日本では駐車場、道幅で苦難することが多い。
旅行や外食をする際は同時に駐車場探しが必要

[Trunk]
①積載性は良くない
②435i GranCoupeについていたTrunkの給電装備がない(12VやUSB-Cなど)

デザイン

5

[Exterior]
①Laser Headlight
②流麗なDesign
③RearのTail Light
④M Performance Model専用PartsであるCerium GrayのKidney Grill・Wheel・Sideの意匠・Model名
⑤NotchbackのTrunk：対抗馬であるPanamera,AMG GT 4Door Coupe,S7 SportbackはHatchbackである。積載性を代償に剛性や静粛性を優先している

[Interior]
①Bowers & Wilkins Diamond Surround Sound Systemの美しさ
②Leatherの質感、色使い
③5人乗り仕様であるが後部座席が完全にSeparateされており実質は4人のための車という豪華さ
④Crystal Shift Knob

走行性能

5

①530ps/5500rpm、750Nm/1800〜4600rpm
0-100km/h 3.8秒
②4WSによる高速安定性と最小回転半径5.5mの小回り
③V8 Exhaust音
④X Drive

乗り心地

5

①大きい船のようなゆったりとした乗り心地

Undulationに対してWheelbaseが長いためコツコツとした突き上げは感じにくい。

②20inch Wheelであっても19inchの435iGranCoupeとは一線を画する乗り心地の重厚感と快適さがある。
車重があるため重厚な乗り心地と静粛性の高さは特筆すべきだが、機敏な動きは向いていない印象。

③Grand Touring Carとして最適な乗り心地
Handleの不感帯はBMWらしく無駄がなく、SportyとLuxuryさが両立できており遠出をしたくなる

積載性

2

Notchbackなので後部座席を倒すと奥行きがあるためGolf Bagなどは2～3人での移動であれば可能。
ただし高さはHatchbackほどないため奥行きと高さのある立方体のようなものは入らない。

燃費

3

街乗り3-6km/h
高速走行で7-9km/h

PowerとExhaust音の代償

価格

5

SportyとLuxuryさを両立した4枚 DoorのGrand Touring Carとして1000-2000万で最高のCost Performance(同じような内装や性能ををPanameraに求めると2000万Overとなってしまう。)

この系統のUpgradeとしてはFlying Spurがあるが3000万前後であるため、Grand Touring Carの最高峰としてはこの車の金額的妥当性は高い。

故障経験

なし