自動車や電気製品のような工業製品の場合製品に瑕疵があればリコールがあります。しかし本の場合は間違ったことを書いても何も言われません。おかしくありませんか。

Answer 1

まったく詳しくはありませんが、出版物でも内容に問題がある場合は、回収することもあるようです。
憲法第１９条の思想・良心の自由を盾にして、本の内容の「間違ったこと」というのを著者が認識していて、敢えて記述している場合もあるかも知れませんが、認識できていないのかも知れませんので、著者や出版社に連絡した方が良いかも知れません。

●日本図書館協会 出版社から回収・差替えの要求があったとき
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/660/default.aspx
●日本経済新聞 講談社 AKB写真巡り雑誌回収
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2002H_Q3A120C1CR8000/

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。

Answer 2

例えば大学受験とか資格試験の解答にも、多くの間違いがあります。
また、参考書や専門書でも初版本は正誤表を付けなければならないほど、誤植も含めて訂正箇所があります。

これらは改定を重ねる程、修正されてきます。

私は本を書いたことはありませんが、雑誌にはそれなりに寄稿しました。
ゲラを見て校正（あるいは校閲）するのですが、それでも間違いは見落とします。

明治以降、外国文学を多くの知識人と言われる人たちが、翻訳しましたが、日本は誤訳天国です。確か小林秀雄も仏文学者でしたが、告白していたと思います。（変な訳だと思ったら、原書を読んだ方がいいくらいです）

また、音楽演奏もLIVEはミスが発生します。CDなどはミスした箇所を修正してリリースされるので、完璧？な形で販売されます。

一方、工業製品は人の命に関わる場合もあるので、販売する前に何度も試験を行い、販売された後も改善を加えていきます。

人の制作物である以上、瑕疵から逃れることはできません。
萩焼などは高台にわざと切り込みを入れて、庶民のものであることを演出しているくらいです。