ロードスターの兄弟車「124スパイダー」が登場! LAオートショー報告【後編】
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:川端由美、メーカー各社オフィシャル
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クルマではなく、インテリアのコンセプトという意外なプレゼンテーションで会場を沸かせたのが、ボルボだ。「コンセプト26」と名付けられた内装は、「タイムマシン」をキーワードに自動運転車向けのインテリアとして開発されたもの。26はアメリカ人ドライバーの平均的な通勤時間(分)であり、自動運転によって、その時間を活用して日々の生活がいかに豊かになるか? という提案である。
シートポジションは、「ドライブ」「クリエイト」「リラックス」の3つから選べる。自分で運転する「ドライブ」モードでは、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」といったドライブ・モードが選択できることに目新しさはないが、「クリエイト」モードではシートが後ろにぐっと下がって、ステアリング・ホイールが奥まって、代わりに折りたたみトレーが出てきて、車内でパソコンを操作したりできる。「リラックス」モードでは、シートがリクライニングし、オットマンと大型ディスプレイが現れる。
ボルボは、年産40万台程度の小さな自動車メーカーとしては、異例なほど自動運転に力を入れている。加えて「コンセプト26」では、自動運転の採用によって乗員が享受できるメリットまで提案する形だ。
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