新型ジュリエッタ、発表 最新アルファ撮り下ろし
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
アルファロメオの新型5ドアハッチバック「ジュリエッタ」がついに日本上陸。2月4日から販売開始する。価格は318万円~388万円。
1954年のトリノショーでデビューした初代「ジュリエッタ」は、発売から約60年を経た現在も根強いファンをもつ伝説の名車。1977年登場の2代目に次いで、約30年ぶりにその名を復活させた新型ジュリエッタは、事実上の147後継として、VW ゴルフがリードする欧州Cセグメントに新規投入される。
ボディサイズは全長×全幅×全高=4350mm×1800mm×1460mm、ホイールベース=2635mm(※グレードはスプリント)で、ベンチマークのゴルフとの比較値は、全長+140mm、全幅+10mm、全高-25mm、ホイールベース+60mmと一回り大きく、クラストップレベルの室内空間と、350リッター(リアシートを倒すと最大1045リッター)の広いラゲッジルームなどライバルを凌ぐ快適性・実用性が自慢だ。
新型ジュリエッタでは完全新開発プラットフォームを採用。超高張力鋼板を90%以上で使用し重量増加を抑えつつ高剛性ボディを実現。同時に、前後サスペンション(前マクファーソンストラット、後マルチリンク)も新設計し、アルミ材を多用する事で軽量化を図り、運動性能と快適性を両立しているという。
パワートレーンは、1929年に登場した「6c 1750」に由来する“1750”を冠する1750cc直噴ターボエンジン[173kW(235ps)/5500rpm、340Nm(34.7kg-m)/1900rpm]に、6速MTと組み合わせた最上位モデル「クアドリフォリオ ヴェルデ」と、1.4リッター直4ターボ[125kW(170ps)/5500rpm、250Nm(25.5kg-m)/2500rpm]に乾式デュアルクラッチのアルファTCTを組み合わせた「スプリント」と「コンペティツィオーネ」。
1750cc直噴ターボエンジンでは吸排気可変バルブタイミング機構を採用。燃費は欧州複合モードで13.2km/リッター。1.4リッター直4ターボでは、吸気バルブの開弁タイミングとリフト量を最適制御するマルチエアシステムを搭載する他、スマート&ストップシステムを採用し、燃費は19.2km/リッター。
MiToから搭載されたドライブセレクトモード「アルファロメオD.N.A.」は全車標準。シフトノブ前に装備されたスイッチで、D:ダイナミック、N:ノーマル、A:オールウェザーを切り替えてドライバーの意志で走行特性を変更することができる。
エクステリアは伝統の盾形グリルを装備。直立したヘッドライトユニットにはエンジンを始動すると日中でも自動的に常時点灯するLEDランプを採用する。サイドビューはクーペライクなウィンドーシルエット。リアウィンドーフレームに隠されたドアハンドルも特徴的だ。
インテリアは水平基調のインストルメントパネル中央に、使用頻度の高いキーロックやライトなどのスイッチを集約。シフト前やセンターコンソールに小物入れを配置するなど細部で使い勝手を考慮する。
シートは「スプリント」が黒のファブリック、「コンペティツィオーネ」が黒のレザー/ファブリックのコンビ、「クアドリフォリオ ヴェルデ」は黒の本革となり、インパネトリムとボディカラーを同色でコーディネイトする事も可能だ。
タイヤ&ホイールは、「スプリント」205/55R16、「コンペティツィオーネ」225/45R17、「クアドリフォリオ ヴェルデ」225/40R18を装着する。
発表会見に出席した同社CEOのポンタス・ヘグストロムは、アルファTCT、500ツインエア、アバルトではトリビュートフェラーリの導入などが2011年の好実績の要因となった事を語り、新たに導入するジュリエッタで2012年も躍進する事に期待。グループとしては1万台を上回る販売予想と意気込みと語った。
グレード&価格は下記。尚、日本導入を記念した限定モデルも同時発売。「コンペティツィオーネ」をベースに6速MTを採用した「コンペティツィオーネ アルフィスティ」を75台限定で、「クアドリフォリオ ヴェルデ」をベースに、左ハンドル仕様+専用18インチと3層仕上げの特別色“コンペティションレッド”を採用した「クアドリフォリオ ヴェルデ アルフィスティ」を50台限定で発売する。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
Moto2スペイン決勝|フェルミン・アルデゲル、母国戦勝利! 小椋藍は追い上げ11ポジションアップの6位
「小仏トンネルを先頭に渋滞」なぜなのか? 混みやすい原因が満載!? ほとんどトラップの数々
4人乗れる「軽トラ」!? 今も“新車”で買える斬新「商用車」が存在! 仕事から趣味、ファミリー用でも使える「超個性派モデル」に注目あり!
スーパーGT参戦で初来日。ニクラス・クルッテンが感じた、地元ドイツとは違う日本レース界の魅力「ここではモータースポーツが高く評価されている」
6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年4月21日~4月27日)
F1参戦諦めないアンドレッティ、準備着々。シルバーストンで働くスタッフの採用開始……御大マリオ「これ以上何ができようか」
小型or多機能? 車内の充電環境を快適化できる“ハイパワー”な電源アイテム登場!【特選カーアクセサリー名鑑】
プレミアムカーに搭載されている「Dolby Atmos for cars」が奏でる圧倒的な臨場感の秘密
最強最後の「V8エンジン」搭載モデル!? 650馬力の「爆速スポーツカー」予約再開に“購入希望”の声あり! 2500万円の新型「コルベットZ06」とは
Moto3スペイン決勝|山中琉聖、表彰台争うも一歩届かない2戦連続の4位。コリン・ベイアーが勝利
スーパーGT 2024年シーズンが開幕! GT500クラスは36号車「au TOM’S GR Supra」が圧倒的強さを見せつけました
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!