新型「シビック(プロトタイプ)」のメディア向け試乗会に行ってきました。4月に7分43秒80でFFモデルによるニュルのラップを更新した注目の「シビック タイプR」は残念ながら走りはNGで写真撮影のみ。にもかかわらず会場がサーキットだったので、「なんで?」という疑問符付きで参加した編集ですが、結論から言ってしまうと、特にハッチバックはタイプRじゃなくてもサーキットで走らせたくなるようなクルマに仕上がっているようです。このあたりは、近日掲載予定・小沢コージ氏の試乗記をお楽しみに! 今回はシビックの前説といきましょう。
日本では今年夏に発売されるというシビックは、セダン、ハッチバック、タイプRの3モデルがラインアップされます(北米は2ドアクーペもあり)。
●ボディサイズ
・セダン :全長4650(+30)×全幅1800(+45)×全高1415(-20)mm
・ハッチバック:全長4520(-130)×全幅1800(±0)×全高1435(+20)mm
また、グローバルでは5種類のエンジンが用意されますが、日本はタイプRを除くと、1.5L直噴ターボのみが導入予定。エンジンとトランスミッションの組み合わせは以下のようになります。
●エンジン、トランスミッション
・セダン
1.5Lターボ(173ps/220Nm)・・・CVT
・ハッチバック
1.5Lターボ(182ps/CVT=220Nm、6MT=240Nm)・・・CVT/6MT
・タイプR
2.0Lターボ(320ps/400Nm)・・・6MT(専用の高トルク対応型)
●タイヤサイズ
・セダン・・・・・・・・16インチ(17インチはOP)
・ハッチバック・・・・18インチ
・タイプR・・・・・・・20インチ
つまりハッチバックのほうがスポーティで、セダンでMTは選べません。また同じ1.5Lターボでもハッチバックとセダンでパワーが違いますが、セダンはレギュラーガソリン、ハッチバックはプレミアムガソリン指定。全体にハッチバックのほうがスポーティでプレミアムな立ち位置になってるんですね。価格もハッチバックはセダンより少し高くなりそうで、海外での販売価格などから単純計算した場合でこんな感じです。
●価格(海外モデルのグレードはなんとなくの該当グレード)
・セダン(EX-T)=250万円前後(2万2300ドル)~
・ハッチバック (スポーツ)=327万円前後(2万2540ポンド)~
・タイプR =450万円前後(3万995ポンド)
ちなみにプラットフォームは新開発で、セダンとハッチバックで2種類あったものが、今回からひとつにまとめられました。前マクファーソンストラット、後マルチリンクのサスペンションも新設計。さらにCVTも6速MTも新開発と走りに気合を入れた様子。また、現行型ハッチバックモデルまで引き継がれたセンタータンクレイアウトは廃止され、燃料タンクはコンベンショナルな後席下配置になり、重心位置が下がって旋回性能的に有利なパッケージ設計となったとか。このあたりはシビックの新しいプラットフォームが、ミニバンや、ハイブリッドなどのマルチパワーソースへの対応を今のところ予定していない、という理由もあるのかもしれません。(編集T)
※写真17枚目以降は東京オートサロン2017での模様
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「Appleのパクリ」はもはや過去! 中国シャオミ初EV「SU7」受注7万台突破と新経済圏ブチ上げ、米中貿易摩擦も何のその?
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
うおおおお!! マツダ6の後継が中国で爆誕!? 新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!! 丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
三菱デボネア誕生60周年。知られざる命名のエピソード
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?